こんにちは。「ふじのくに⇄せかい演劇祭2013」『ポリシネルでござる!』担当の仲村と高林です。
『ポリシネルでござる!』は、フランスの人形劇団「ラ・パンデュ」による作品です。仏題では『Poli dégaine』といいます。実はこの作品のポスター、ずっと静岡芸術劇場の廊下に貼られています。おととい20日の稽古見学会にいらっしゃったみなさんも通った廊下です。気づいた方、いらっしゃったでしょうか。
このポスター、私の知っているかぎりでは5年ほど貼ってありますね。
ボランティアスタッフさんたちも覚えがある方、多いのではないでしょうか。
「ラ・パンデュ」はエステル・シャルリエさんとロミュアルド・コリネさんという二人組のグループ。このお二人の出身校はシャルルヴィル・メジエール国立人形劇学校というところ。じつはこの学校、2年に1回たった10人くらいしかとらない、人形劇のエリート学校なんです。世界で少数の「国立」の人形劇学校というのも驚きポイント。このふたりが今回、初来日!
© Denis et Christelle GREGOIRE
エリートだけど、おふたりのプロフィール写真、とても親しみやすさを感じます。
「・・・でも<フランス語・日本語上演>ってむずかしいのかな」と迷われている方がいましたら、ご安心を。
タイトルロールになっているポリシネルは「ぐぅ~、ぐぅ~」「んがっ」「ふ~ふふ、ふ~ふ」という風にしゃべっています。小さなお子様でも十分たのしめる作品です。もちろん大人の方にもおすすめできるクオリティ。なにせ人形劇のエリートですもの。お試しにプロモーションビデオをぜひご覧ください。
『ポリシネルでござる!』は東静岡駅そばグランシップ広場にて上演します。
グランシップ広場は、芝生が広がっていて、普段はお散歩している人がいたり、体操している人がいるみんなの憩いの場です。SPACのチケット代は基本4000円ですが、『ポリシネルでござる!』はワンコイン500円です(未就学児は無料となります)。
諸々まとめますと、今回は、大人も子どもも楽しめる、人形劇のエリート、「ラ・パンデュ」の作品がワンコインで観られる貴重なチャンスなのです。
さて、『ポリシネルでござる!』担当のわたしたちは「ラ・パンデュ」から、あるお願いをされています。
「お客様は子どもだけ、大人だけでもなく、大人も子どもも一緒に楽しんでほしい」と。
ぜひ大人の方は子どものお客様を、子どもの方は大人のお客様と一緒にグランシップ広場へお越しください!