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2008年10月17日

SPAC秋のシーズン 『ハムレット』稽古見学会報告

SPAC秋のシーズン開幕に先がけて、ラインナップ紹介と『ハムレット』の稽古見学会が開催されました。劇場のホワイエで椅子を丸く囲んで芸術総監督宮城聰から、今回『ハムレット』と『ドン・キホーテ』を並べた理由など秋のシーズンの見どころを紹介、また、リハーサル室で約50分に渡る『ハムレット』の稽古を見学していただきました。

舞台と同じ面積を取ることができるリハーサル室とはいえ、やはりその近さには迫力もの!演出家から次々と出される指示に俳優も集中した稽古を行なっていました。間近で聞く俳優の声の大きさにびっくりしたり、演出家とのやりとりに観客からの笑い声もあり。本番までどのように舞台が出来上がっていくのか、その工程を少し垣間見ることができました。

      

14:00からと16:00からの回、どちらも開催前に40名の定員になってしまい、ご覧いただけなかった方、本当にゴメンナサイ!

参加者のみなさんからアンケートをたくさんいただきました!本番まであと少し、みなさんからの熱い言葉を受けてまた頑張ります!

以下一部ですが参加者のみなさんの感想です。

★本番さながらの迫力ある稽古で監督のするどい指摘に演ずる人も大変だなあと感じました。

★ああ私はハムレット型人間だと確信し、胸のつかえがとれすっきりしました。

★俳優の方々がこんな風に稽古をしているんだと素直に驚きました。本当に一つ一つのセリフに重要な意味があるんだと思いました。

★1mの近さで俳優さんの眼差しや声を聞いて、これは心に響くものがあります。

★50分が50秒くらいに感じました。宮城さんのお話し、うなずきっぱなしでした。