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2013年7月10日

『オルフェオ』いよいよ始動!

七夕の前日となる7月6日(土)、静岡児童合唱団、青葉会スペリオルの皆さんとSPAC芸術総監督 宮城聰との初顔合わせ・稽古が行われました。

9月7日(土)、8日(日)に静岡芸術劇場にて上演されるモンテヴェルディ『オルフェオ』
本作は、今日なお上演されている最古のオペラと言われており、オペラの黎明期を代表する作品です。
今回、宮城聰の構成・演出により音楽青葉会・静岡児童合唱団とSPACの共同制作でこの作品を上演します。

この日は静岡芸術劇場のリハーサル室にて音楽稽古が行われました。
14時半から一時間ほどの発声練習ののち、オルフェオの楽曲練習に。

今回稽古に来館されたのは静岡児童合唱団と青葉会スペリオルの皆さんでした。

オルフェオ写真1

そして歌詞は原語のイタリア語。すでにかなりの練習を積んでいるご様子でした。
歌詞を覚えているのはもちろん、皆さんの美しいハーモニーに心動かされました。
この歌声に、男声、ソリスト、管弦楽が加わったところを想像すると、これからの稽古と本番がより楽しみになってきました!

最後は宮城監督からのお話。

オルフェオ写真2

人類が誕生した時から存在し、人々の心を揺さぶる音楽の普遍性。
現代の科学をもってしても、いまだに人類の謎である「死」の不思議。
子どもたちは今回上演する『オルフェオ』の話から派生しうるいろいろな問いを投げかけられ、考えながら時には笑いを交え、真剣に耳を傾けていました。

歌手と俳優たちの共演がどのように展開されていくのか…
今後の稽古、そして本番が待ち遠しい限りです。