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2013年9月12日

県民劇団 明日初日!「静岡にもいた、おしん」物語がついに舞台化です!

明日初日を迎える県民劇団「劇団静岡県史」の『丸山静江物語 〜静岡にもいた、おしん〜』。
日曜日には本番通りに通しを行う「ゲネプロ」を実施しました。
開演時間と同じ19時、日が暮れ始めた野外劇場に本番さながらの緊張感が漂い、ゲネプロがスタートです。

この物語は丸山静江さんの娘・千鶴子さんが、
静江さんの苦難の半生を女性誌に投稿するところから始まります。
川根本町の百姓の家に生まれた「おしず(静江さん)」は、
家が貧しく7歳から奉公に出ることになります。


[大井川を筏で下って奉公に出る「おしず」]

そして大人になっても、髪結いの仕事をしたり、夫の洋服商を手伝ったり、
忙しく働く日々が続きます。


[大忙しの夫の洋服店]

しかしもちろん辛いことばかりではありません。
喜び、楽しみ、充実感を個性豊かな静岡県民17名が歌と踊りを交えて力一杯で表現します。
普段は働く社会人、主婦、学生と様々なバックグラウンドを持つ県民劇団だからこそ、
表現できる深みや真実味があるように感じます。

明治・大正・昭和にがんばって働き、強く生きた「静岡にもいた、おしん」の物語、
たくさんの世代の方に楽しんで頂ける作品に仕上がりました!
お誘い合わせの上、どうぞ野外劇場へいらしてください!お待ちしております!

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SPAC県民劇団 劇団静岡県史公演
『丸山静江物語 〜静岡にもいた、おしん〜』
日時:9月13日(金) 14(土) 19時開演
会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」
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