こんにちは、制作部の山川です。
『サーカス物語』ブログ特別プチインタビュー、
第五弾はローラと魔鏡カロファインを演じる榊原有美さんです。
舞台上で放たれる有美さんの溢れんばかりのパワーに、
私はいつも圧倒されています。
動きもしなやかで、まさに身体で語ることのできる女優さんだと思います。
そんな有美さんにお話を伺いました。
**『サーカス物語』☆ブログ特別プチインタビュー**
【ローラ / 魔鏡カロファイン 編】
-思い入れのあるセリフを教えてください。
榊原:
<セリフ>
「姫のかがやきがなければわたしは闇だ
姫のまなざしなくしては - この身はめくらだ。」
(魔鏡カロファイン)
<理由>
詩的なセリフが多い中で、
これは意外にリアルに感じたセリフです。
誰かに対してこのセリフのような感情を持つことって
なかなかないと思うんですけど、
意外と人って陥りやすいのかなって思ったり。
親子関係であったり、夫婦関係であったり、
気付かない間にそうなってしまうことがあるなぁと思って。
私自身もそれから相手もそうならないように
常にそこに気を遣って生きてるように思います。
そこに陥ってしまうと、自分自身の人生を
生きられなくなってしまうので。
そういうように普段から考えているから、
リアルに感じれたのかもしれません。
-今、何に力を入れて取り組んでいらっしゃいますか?
(苦戦されていますか)
榊原:
とにかくやらなきゃいけないことが多くて、
唄・踊りも多いし、早替え・転換など段取りが大変ですね。
私は常に自分が出演する作品で
「実」のある身体で舞台で生きたい、と思っているんですけど、
段取りに追われるとその流れを作るのが難しいですね。
今までの稽古を通して、
やっと自分の中で整理ができてきた気がしますが、
まだ心配なところはあるし、舞台でも制約が多いので。
でも逆にその制約をうまく利用して、
自分の納得できる形で舞台に臨めるように
奮闘しています。
みなさまもぜひ舞台で輝く有美さんの
「実」のある身体を観にいらしてください。
最後に有美さんより、
みなさまへのスペシャルビデオメッセージです☆
SPAC秋のシーズン2013
『サーカス物語』
10月19日~11月3日
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