こんにちは。SPAC制作部の谷口裕子です。
2月前半のSPACでは、SPAC『真夏の夜の夢』、SPAC県民劇団『赤鬼』、SPAC×地域劇団『此処か彼方処か、はたまた何処か?』といった、3つの芝居が上演されました!(『真夏の夜の夢』は引き続き上演中です♪)
これらについて少しご説明しますと、
『真夏の夜の夢』はSPAC芸術総監督宮城聰が演出し静岡芸術劇場で上演、
『赤鬼』は公募で集まった静岡県民による県民劇団「劇団MUSES」が舞台芸術公園の「BOXシアター」にて上演しました。
そして『此処か彼方処か、はたまた何処か?』は静岡県立美術館で開催されている「グループ『幻触』と石子順造」展に合わせて結成された地域劇団とSPACによる新チームで、会場は倉庫を利用して作られた劇場、「アトリエみるめ」で上演されました。
会場も全てバラバラの、カラーの全く異なる作品たちです。
これらを通じて感じたのは、『真夏の夜の夢』のように、SPACの劇場で作品を作り上演するのはSPACの最も大切な仕事のひとつですが、それとは別に、県民劇団事業や、今回の県立美術館の展示との関連企画のように、SPAC以外の方々、異なる分野の人々と接点を築き、作品を創造し発表できるって、こんな楽しいことはないなー、ということです。
この2週間で静岡に存在する力を感じ、今後の展開の可能性を想像しました。
そして私も様々な分野のことを見たいし知りたいと改めて思いました。色々出かけて新しい出会いがあるといいな、と思います。
ついつい、目の前のことに忙殺されがちですが…(笑)
っと、ぼやいてしまいました。
それではまた寒くなるようなので、みなさまどうぞお気をつけてお過ごしください!