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2014年5月10日

<役者おくぬ~日記> Noism「カルメン」稽古場のSPAC Tシャツ!

今年のGWは、SPACではふじのくに⇄せかい演劇祭で大いなる盛り上がりをみせ、全国から多勢のお客様にお越しいただきました。
ご来場いただいた皆様本当にありがとうございました。
演劇祭前半の演目で大好評を博した静岡芸術劇場で上演されたドイツのニコラス・シュテーマン演出の『ファウスト』には、Noismでも活躍されてた宮川愛一郎さんも、もったいなくもエキストラで参加して下さっており、とてもうれしい再会でした。

そんな演劇祭も佳境を迎える5月5日、
私は小雨降る新潟駅にひとり降り立ち、
翌6日からいよいよ第三期Noism『カルメン』の稽古に突入!

前回は桜が美しかったりゅーとぴあ周辺も、

今回は新緑が………まばゆい………。天気のいい日は空を眺めてゆっくりするのもいい場所です。

今回は新潟古町のホテルにこれから本番が終わるまでずっとSTAYです。
水島新司の出身地ということもあり、近くの商店街には水島漫画のキャラの銅像がそびえております。

二週間ぶりに稽古に参加する私を、金森さん、佐和子さんはじめ、Noismメンバーは暖かく迎えて下さいました。
衣裳も装置も着々と揃って、主に私が使わせて頂く学者の椅子と机もとても可愛い仕上がり。

稽古も順調………ですが、相変わらずダンサーの皆様、運動量は半端ない。汗もすごい!
聞けば一日にTシャツ4〜5枚を着替えるとのこと。
そんな中で目につくのがやはりSPAC Tシャツ。
中でもバレエの本場ロシアの名門ボリショイバレエ学校出身でロシア・ナショナル・バレエ団、モスクワ・バレエ団を経て2007年からNoismに所属し、今回もカルメンを憎む女マヌエリータを演じる青木枝美さんは、たまにスパT着て稽古に参加して下さいますので恐縮です。

話は飛びますが、GW中の5月3日、私、磐田市民文化会館で開催された佐藤典子舞踊団のこどもの日ダンスフェスに参加させてただいたのですが、

この日磐田で楽屋をご一緒させて頂いたAlphact主宰の大柴タクマさん、そして槙なおこさんの二人と枝美さんは旧知の仲、特になおこさんとはボリショイ時代の同級生ということで、

なおこさんから枝美さんへ10年ぶりのメッセージカードを託されて新潟入り。このちょっとしたサプライズに、枝美さんもビックリ、後日電話で盛り上がったと大変喜んで下さいました。

たまたまSPAC Tシャツを着て稽古に参加していた枝美さんにご無理を言って写真を撮らせていただきました。

『スパTを着て踊るバレリーナin新潟』
その1

その2

その3

その4

その5

その6

洗練された本場仕込みのバレリーナの身体とSPAC Tシャツの貴重な取り合わせ!
美しすぎます!
そして、
ダンスだけでなく美術にも精通し、極真空手も身につけた若手注目株、
今回スニガ軍曹を演じる角田レオナルド仁さん。

身体能力の高さは折り紙付き!複雑でありながらとてもユニークなダンスで重要な役どころを演じておられます。
5月4日はレオさん、新潟からわざわざ静岡を訪れてくださり、『マネキンに恋して ― ショールーム・ダミーズ ―』『Jerk』をご観劇下さいました。

ちなみに枝美さん演じるマヌエリータは、仁さん演じるスニガ軍曹の愛人役、それとは別に、仁さんはかつてプライベートで、前出の槇なおこさんのバレエレッスンを受けたことがあるらしく、今回GWにたまたま磐田のこどもの日フェスでご一緒させていただいた槇なおこさんを通じ、はからずも「カルメン」の中でも近しい役どころの二人が繋がった訳です。

映像はじめ様々なスタッフワークをこなす遠藤龍さんも、『ZAZA~祈りと欲望の間に』で来静した時に成島さん(SPAC芸術局長)とTシャツ交換したそうです。

私も龍さんの手引きでGETさした、オリジナルNoismジャージを着込んで頑張っております。

今週は新潟では10日に公開稽古、そして11日17時からBlue Cafeで『リーディング・カフェin新潟』が開催されます。
『カルメン』作者メリメが書いた戯曲、昨年野外劇場で初演された宮城演出『黄金の馬車』の原作『サン・サクルマンの四輪馬車』を読みます。
★詳細はこちら
新潟にお知り合いのいる方はどうぞ御吹聴くださいませ!

カルメン初日まであと1ヶ月を切りました。
6月7日〜8日で、東京発着『カルメン』新潟公演オフィシャル鑑賞ツアーもとても魅力的!

神奈川、兵庫公演も残席わずかです。
チケットはお早めに!
www.noism.jp/schedule/2014/06/noism1-noism2.html
ご来場をお待ちしております。