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2014年10月6日

<制作部よもやまブログ#84>静岡芸術劇場、変身中。

みなさま、こんにちは。制作部の中野です。

静岡は台風一過、すっかり外がまぶしくなっていますが
朝のうちは本当に大変な空模様でした。
まだ風雨の続いている地域の方はどうぞどうぞお気をつけて…!

さて本日のよもやまブログ、
改修工事のための仮囲いに覆われた静岡芸術劇場からお届けします。

劇場エントランスより
▲静岡芸術劇場エントランスから眺めた風景。
表側はずーっと囲まれているのです。

この劇場では、ゴールデンウィーク明けから
もうすでに5ヶ月もお客様をお迎えしていないことになります。
この10日間のうちには、野外劇場「有度」での劇団県史の公演も、
浜松での『綾の鼓』の公演もありましたし、
県内での鑑賞事業公演ツアー中の『ドン・キホーテ』では
まだまだたくさんの中高生の皆さんにこれからお会いできるわけですが、

…やっぱり芸術劇場でお客様をお迎えできないのはさびしいです。

皆様にも寂しがっていただけていると嬉しいのですが、
どうかあと2ヶ月!ご辛抱ください。

そう、12月には、

リニューアルオープン記念公演

変身

henshin

が待っているのです!!!

2011年の『オイディプス』を演出された小野寺修二さんが
好きだからこそ手を出したくなかった、とも仰るカフカの作品を
ここSPACで、ついに舞台化。

小野寺さんの作品は、マイムをベースにした身体の動きで
ひとつのシーンを生み出してはそれを瞬時に解体して
あっという間にまた次の空間を作り上げていくような
かと思えばぐぐぐっと緊張感のある間が続くような
…かと思えばユーモラスな動きや一言でくすぐってくれるような、
なんとも刺激的な時間です。

SPACに入る前から小野寺さんの作品を観に行っていたわたくし、
今回再び静岡で、ひとりでも多くの方にご覧いただき
ぜひともあの面白さを味わっていただきたいと思います!

『変身』のチケットは昨日、発売になりました。
一般公演初週の12月6日(土)、7日(日)は
浜松、東京からのバスもあり、お問い合わせが多いようですので
どうぞお早目にご予約くださいね。

劇場でお待ちしております!

中野三希子