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2015年10月13日

【王国、空を飛ぶ!】 空に浮かぶ “理想郷”、もうすぐ登場!

8月の稽古から一ヶ月のお休みを挟んで
『王国、空を飛ぶ! ~アリストパネスの「鳥」~』の稽古が再開しております!

9月のあいだ、稽古は行なわれていなかったものの
創作・技術部のスタッフは、舞台装置や衣裳の制作でフル回転。

今回、深川信也さんを舞台美術デザインにお招きし
SPACのスタッフと一緒に作業を進めていただいています。

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作業はずっと、舞台芸術公園の野外劇場で続いていました。

何せ、大きいのです。

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ひとつひとつのパーツが、大きい。
これらが組み合わさって舞台装置になります。
ド迫力です。

劇場での装置の仕込みも既に進行中。

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劇中で、社会にうんざりしたサラリーマン2人が作り上げる「鳥の国」、
空に浮かぶ “理想郷” が、
静岡芸術劇場に現れつつあります。

シンプルな舞台を活かしきった『舞台は夢』から一転して、
ファンタジックとも、どこか異様ともいえる舞台装置が、どどーんと登場です!
 
 
仕込みが完了するまで、稽古はリハーサル室で進んでいます。
エネルギー全開、全員がド真剣に喜劇を突き詰めていて
稽古場を覗くと笑いをこらえるのが大変。
(関係者、誰もこらえられていないのですが。)

野外劇場で生みだされた舞台装置は、
ごく一部だけがリハーサル室に運び込まれました。

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まだまだ、俳優たちも出会っていない舞台美術がたくさん。
劇場での稽古開始が楽しみです…!

公演は今月下旬、
10月26日に中高生鑑賞事業公演が始まり、
10月31日に一般公演の初日を迎えます。

舞台装置が早く見たいよ!という皆様、
ひとあし早く、「おためし劇場」でご覧いただけますよー!

『王国、空を飛ぶ! ~アリストパネスの「鳥」~』、
どうぞご期待くださいませ。

制作部 
中野三希子

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​10~11月 SPAC新作
『王国、空を飛ぶ!~アリストパネスの「鳥」~』
脚本・演出:大岡淳  原作:アリストパネス
静岡芸術劇場

◆公演の詳細はこちら
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★トーク情報を更新しました!★

◆11月8日(日)
ゲスト: ​勝山 康晴 氏

(ROCK STAR有限会社 取締役、コンドルズプロデューサー、SBSラジオ「らぶらじ」金曜担当)
宮城 聰(SPAC芸術総監督)
大岡 淳(脚本・演出)

◆11月15日(日)
ゲスト: ​片山 杜秀 氏 (音楽評論家、思想史研究者)

渡会 美帆 (『王国、空を飛ぶ!』音楽監督)
大岡 淳(脚本・演出)

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