11月8日の終演後、
ゲストに勝山康晴氏をお招きして開催したアーティストトークの映像を公開いたしました!
勝山氏:
「興味深かったのは主人公。
てっきり僕は凡庸な悪を描く作品なのかなと思っていました。
主人公が流されるまま同調圧力に負けて、
悪になっていくのだろうと思って観ていたら…… 」
さあ、主人公・鈴木はいったいどうなっていくのか――?
(笑いが絶えず、大盛り上がりになったこの日のトークですが
ストーリーや演出に触れる内容も…大いに…含まれています。ご注意ください。)
さて、この日も話題になったように、
お子さんから、会社で働いている30~40代の方々、そして60歳以上の世代の方々まで、
様々な世代が楽しめる作品になっている本作。
そして、観客だけでなく、創り手の方も世代を貫いており、
朝比奈尚行さんの出演、そして深川信也さんの美術によって
戦後の小劇場運動の歴史を再構成している――ともトーク中で触れられました。
その、今回の作品の要ともなっている舞台美術を手掛けられた深川信也氏に
11月14日のバックステージツアーにご登場いただきます。
小劇場運動の雄「発見の会」の舞台美術家である深川さん。
「発見の会」のほか、「劇団渋さ知らズ」や演劇集団「風煉ダンス」などでも
圧倒的な美術をお創りになっています。
今回、『王国、空を飛ぶ!』では、
SPACでも珍しい、大きなパーツを建て込んだ華やかな舞台装置が登場。
そのコンセプト、制作過程での裏話(?)等、
深川さんが、そして演出・大岡淳が、たっぷりとご紹介します!
SPAC創作・技術部によるバックステージ紹介に加え、
さらにディープに「鳥の国」を楽しむチャンスです。
◇『王国、空を飛ぶ!』バックステージツアー
11月14日(土) 終演後
ゲスト:深川信也氏(美術・舞台美術家/発見の会所属)
所要時間:約30分(Q&Aコーナーを延長する場合がございます)
参加無料/要予約 (SPACチケットセンター:TEL.054-202-3399)
***深川信也氏プロフィール*****
1983年、演劇集団「発見の会」韓国ソウル公演『十二夜』(W.シェイクスピア作・瓜生良介演出)で舞台美術家として初めて演劇の現場に立つ。以降、発見の会を中心に多数の舞台美術を手懸け、近年他劇団にも積極的に参加し活動の場を広げている。
◎近作舞台作品
・2014年 発見の会創立50周年記念公演『新版 二重瞼の母』(上杉清文 作、有馬則純 演出)
・2014年 劇団渋さ知らズ(不破大輔主催)公演『十二夜より十三夜』(上杉清文 作、青山健一 演出)
・2015年 風煉ダンス野外公演『泥リア』(林周一 作・演出)
*******************
『王国、空を飛ぶ!』残るは4ステージのみ。
(11/12, 13の中高生鑑賞事業公演も一般のお客様にご覧いただけます。)
皆様どうかどうかお見逃しなく、
鳥たちの王国「雲鳥国」へ、カモンです!!! お待ちしております。
=============
10~11月 SPAC新作
『王国、空を飛ぶ!~アリストパネスの「鳥」~』
脚本・演出:大岡淳 原作:アリストパネス
静岡芸術劇場
◆公演の詳細、アーティストトークなど関連企画の詳細はこちら
◆『王国、空を飛ぶ!』舞台写真はこちら: http://uncho-koku.com/
※まずは舞台を楽しみに観たい!という方はまだクリックしないでくださいね…!
=============