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2015年11月19日

【フェスティバル / トーキョー15『真夏の夜の夢』】 お祭り騒ぎはまだ終わっちゃいない!?もうひとつの夏の夜の夢、いざ、再び東京へ!

静岡芸術劇場を飛び出し、東京は西巣鴨にてSPACワールドを炸裂させたフェスティバル/トーキョー15『真夏の夜の夢』
たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました!

会場となったのは2001年に閉校した豊島区立朝日中学校の校舎や体育館をそのまま残し、04年8月にアートファクトリーとしてオープンした<にしすがも創造舎>。

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客席会場の外観は一見普通の体育館ですが、中に入ってみると、霧が立ち込める幻想的な真夏の夜の森…、ならぬ富士の麓の<知られざる森>が広がっています。この会場の最大の特徴は、とにかくステージが近いこと。最前列桟敷席からは、手を伸ばせば届いてしまいそうなくらいのド迫力です!所狭しと縦横無尽にステージを駆け回る俳優たちの息遣い、渾身のライブ演奏の臨場感・・・<にしすがも創造舎>だからこそ実現できた超至近距離版『真夏の夜の夢』、お楽しみいただけましたでしょうか?

SPAC作品は初めて、というお客様も多く、「音響だと思っていたら、生演奏でびっくり!」「新聞紙でできた衣裳やセットが面白い」「役者さんの鍛えられた体幹がすごい」など、SPACの世界観を存分に味わっていただき、そして「今度は静岡へ行って公演を観てみたい」というありがたいお言葉までいただくことができました。

さて・・・、実は、東京で宮城聰演出・SPAC俳優出演作品をご覧いただけるチャンスがもう一回あるんです!来たる12月11日(金)・13日(日)、会場は東京都北区の北とぴあ・さくらホールにて。
なんと、今度はオペラ×演劇のコラボレーション!?パーセル作曲の傑作オペラ《妖精の女王》を宮城聰の新演出でお贈りいたします。

オペラ《妖精の女王》とは?
原作は、おなじみシェイクスピアの『夏の夜の夢』。バロック・オペラの傑作と称えられながらも、日本では上演機会が少なく、なかなか観ることができない貴重な作品です。なぜかというと、ひとつ同じ舞台の上で役者が芝居を<セリフ>で演じ、歌手は<オペラ>で演じる(歌う)という珍しい、そしてゴージャスな作品だからなのです!

フェスティバル/トーキョー15『真夏の夜の夢』をご覧いただいた方にとっては、いろいろな違いを楽しめる、新鮮な発見が満載の作品になることでしょう!そして、ご覧いただけなかった方にとっては、これが宮城聰演出作品を東京でご覧いただける今年最後のチャンス!

宮城聰新演出、オペラ《妖精の女王》。ご好評につき、12月11日(金)18:00開演の部は完売間近です。ぜひお見逃しなく!

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​北とぴあ国際音楽祭2015 オペラ《妖精の女王》
演出:宮城聰  原作:ウィリアム・シェイクスピア『夏の夜の夢』
作曲:ヘンリー・パーセル 指揮:寺神戸亮
北とぴあ さくらホール
(東京都北区王子1-11-1 JR京浜東北線/東京メトロ南北線「王子駅」より徒歩2分)
◆12月11日(金)18:00開演、12月13日(日)14:00時開演
◇公演の詳細はこちら
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