12月に入り、すっかり冬のよそおいとなった舞台芸術公園。
ロータリーからのぞむ雪化粧をした富士山の姿は絶景!ですが、
日が落ちてからの寒さは本当に身に染みます…。
が、そんな寒さを吹き飛ばす!県民劇団のアツイ稽古が、ココ舞台芸術公園の稽古場で行われています。
劇団壊れていくこの世界では結成2年目。
「ギリシャ悲劇と和のビジュアルの融合」を掲げ挑んだ昨年度の『オレステス』に続き、
今年度はガルシア・ロルカの傑作『血の婚礼』を上演します。
スペイン・アンダルシア地方のとある村で、一組の男女が婚礼を交わします。
母親と二人暮らしの花婿は誠実で器量ある青年。
父親と二人暮らしの花嫁は優しく家庭的な娘。
誰もが羨むような二人は、幸せな家庭を築くはずでした。
しかし花嫁の目の前にかつての恋人が現れて・・・。
稽古場をのぞくと、ちょうど結婚式のシーンの真っ最中!
ひとつひとつの台詞・動きを確認しながら、場面を作っています。
演出の木田さんからは、
「意味のない動きをしない」「ひとつひとつの台詞や動きの意味を考える」
と繰り返し指示が。
この日は演出に徹していましたが、今回はなんと出演もします!!
本作はストーリーそのものがシンプルなだけに、演出の妙こそが最大の見どころ。
劇団壊れていくこの世界でが描く、妖しく、刺激的な『血の婚礼』、どうぞお楽しみに!
本日19日(土)より前売りスタート!!
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SPAC県民劇団 劇団壊れていくこの世界で
『血の婚礼』
2016年2月20日(土)13:30/19:00、21日(日)13:30
舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」
http://spac.or.jp/kenmin_201602.html
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