こんにちは。制作部の丹治です。
今日も『イナバとナバホの白兎』は元気に稽古中です。
現在の稽古場所であるリハーサル室は静岡芸術劇場の6階にあります。
この部屋は静岡芸術劇場の舞台と客席の真上に位置しているので、
『ロミオとジュリエット』の公演が行われているその上で
『イナバとナバホの白兎』の稽古が繰り広げられているというわけです。
昼間は『ロミオとジュリエット』の公演に出て、
夜は『イナバとナバホの白兎』の稽古に合流・・・なんて俳優もいます。
このリハーサル室には、
古事記やナバホ神話、レヴィ=ストロースに関する本がたくさん並んでいます。
今回は俳優が台本を作りながら、稽古をしているので、参考資料がいっぱい。
一方、技術スタッフは、パリ公演地であるケ・ブランリー美術館のスタッフと
スカイプミーティングをしたりして、舞台美術などのプランを決めていきます。
それが駿府城公園ではどんな姿になって現れるのか・・・。
日々少しずつ少しずつですが確実に歩みを進めている『イナバとナバホの白兎』。
これからもその製作プロセスをご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
(文:丹治陽)
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ふじのくに野外芸術フェスタ2016
フランス国立ケ・ブランリー美術館開館10周年記念委嘱作品
『イナバとナバホの白兎』
5/2(月)~5(木・祝)
駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場
◆公演の詳細はこちら
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