2016年5月22日(日)
SPAC文芸部 横山義志
SPAC文芸部 横山義志
5/21(土)16時頃、パリ到着。日本時間では23時頃。ケ・ブランリー美術館に機材を搬入。
そのあと、ホテルへ。サッカーのUEFA欧州選手権2016がもうすぐパリで始まるので、なかなか宿が取れず、今回はパリの端のデファンスまで行くことに。
翌5/22(日)、朝9時劇場入り。3年ぶりのクロード・レヴィ=ストロース劇場。
中に入ってみると、いろいろ思い出す。舞台の周囲が波形の階段状になっていて、その向こうには熱帯植物庭園が見えるという不思議なつくり。
全員集まって顔合わせ・打ち合わせ。3年前のなつかしい顔も。
早速作業がはじまる。製作を依頼した舞台装置をチェック。
照明・音響機材の釣り込み。昨年度の『マハーバーラタ』駿府城公演で日本照明家協会賞優秀賞受賞が決まった大迫さんも先乗り組に参加。授賞式の日にはまだパリにいるので、こちらはSPACの別の照明スタッフが代理で行くことに。駿府城での『イナバとナバホの白兎』公演は野外だったが、こちらでは屋内の劇場。舞台装置も異なる。さらに劇場の照明機材の多くがLEDとムービングライトになっているそうで、照明はほとんどイチからやり直す感じらしい。機材チェック中の照明神谷さん。
ムービングライトは重く、屈強なフランス人スタッフは一人で抱え上げたりするが、日本人は二人がかり。
フランスは労働時間の制約が大きく、本日は午後6時までの作業。それなりに進んだ様子。
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フランス国立ケ・ブランリー美術館開館10周年記念委嘱作品
『イナバとナバホの白兎』
6/9(木)~19(日) ケ・ブランリー美術館クロード・レヴィ=ストロース劇場
◆公演の詳細はこちら
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