2016年5月23日(月)
SPAC文芸部 横山義志
SPAC文芸部 横山義志
デファンスに出勤してくるビジネスマンたちに逆行しながら地下鉄に乗り、今日も9時劇場入り。昨日から雨がつづく。パリの6月は気持ちのいい季節のはずなのだが、なんだか梅雨の日本を持ってきてしまったみたい。
『イナバとナバホの白兎』はクロード・レヴィ=ストロース劇場の2015-2016シーズン最後の作品。
舞台上では天井から吊るボールチェーン(どんなものになるかはお楽しみに)のための滑車とモーターの仕込みがつづく。
音響・照明は舞台上の作業エリア以外でできる作業を進める。音響班は物が見えないだけに通訳がややこしい。そもそも、何をやろうとしているのか、日本語でもさっぱり分からない。「ハース効果を使って音像定位を」等々・・・。「スピーカーをどこに置く」といった話になると、ちょっとホッとする。
今日は18時作業終了の予定だったが、ついにボールチェーン吊り込みの作業に入ることになり、20時まで作業を続行して退館。
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フランス国立ケ・ブランリー美術館開館10周年記念委嘱作品
『イナバとナバホの白兎』
6/9(木)~19(日) ケ・ブランリー美術館クロード・レヴィ=ストロース劇場
◆公演の詳細はこちら
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