劇場での稽古開始も目前となった昨日、
『オズの魔法つかい』の 通し稽古 を行ないました。
これまでは、それぞれの場面をつくってきたり、場面と場面のつながりを確認したりしていましたが
全部を通すのは今回が初めて。
さらに昨日は、それぞれの役の衣裳も登場しました。
中にはこの通し稽古ではじめてその衣裳を身に付けて動いてみる、という人も。
素敵な衣裳に出合えてうれしい反面、
衣裳が“生きる”ように気を配らなければいけません。
どうやら1時間弱の仕上がりになりそうな『オズの魔法つかい』。
普段から、1時間稽古をして、休憩を挟んで、また1時間稽古をして…
という時間割りで進んでいるシアタースクールですが、
こうして作品として通してみると、普段の稽古よりもうんと集中力が必要で
体力的にも大変な1時間だったはずです。
個人の課題も、全員の課題も、乗り越えねばならないポイントがいっぱいあったと思います。
あるいは、ずっと課題だと思っていたところがやっと上手くできるようになってきた、
という手ごたえを感じられた人もいるかもしれません。
シアタースクールで皆さんに大事にしてほしいのは、
発表会での「結果」ももちろんですが、
発表会までの「過程」。
自分のことや、一緒に舞台に立つ仲間たちのことをしっかりとみつめて、
この28人で過ごせる時間をたっぷりと味わってくださいね。
ご来場くださる皆様には、
そんな過程を経たからこそ輝く参加者たちの姿を見ていただけると思います。
20日(土)、21日(日)ともにまだ残席がございます。
ご来場お待ちしております!
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SPACシアタースクール2016
オズの魔法つかい
演出・脚色:中野真希
台本原案:宮城聰
原作:ライマン・フランク・ボーム
8/20(土)、21(日) 各日16:00開演
静岡芸術劇場
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