まだまだ残暑が厳しいですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
SPACではスパカンファン・プロジェクト『ANGELS』と
シアタースクール発表会『オズの魔法つかい』の公演を終え、
中高生たちによる輝かしい舞台にワクワクする4日間が過ぎていきました。
さてさて。
SPAC秋→春のシーズン2016-2017の第1弾となる『東海道四谷怪談』は、
7月20日、22日に掛川での中高生鑑賞事業公演が終了。
掛川市内の学校に通う、約750名の中高生にご観劇いただきました。
左から、小仏小平役・若宮羊市さん、お岩役・木内琴子さん、按摩宅悦(あんま たくえつ)役・小長谷勝彦さんです。
小長谷さんは7月公演までの出演となります。小長谷さん、お疲れさまでした!
9月・10月公演は大石宣広さんが出演いたします!
そして、現在は9月の中高生鑑賞事業公演、10月の一般公演に向けて、
ふたたび準備が進められています。
中高生鑑賞事業の次なる会場は、浜松にある静岡文化芸術大学 講堂。
今回は、劇場下見の様子をレポートしてみたいと思います!
ガラス張りの建物で、とても綺麗なロビー。
会場に入って一通り挨拶が済んだら
それぞれの部署ごとに分かれて作業に移ります。
創作・技術部のスタッフは、何やらメジャーを使ってあちこち測り始めました。
搬入口のシャッターの高さ。舞台袖の奥行きなどなど。
そのほか、機材のチェックや照明のあたる範囲、
外から洩れる光をふさげるかどうかなども、念入りに確認をしていきます。
一方、演出の中野さんと俳優たちは
舞台を使って立ち位置や音の響き方を確認していました。
中野 はい、何か言ってみて!
泉 (セリフ)出来心であろうが忠義であろうが、人の物を盗めば盗人。・・・
中野 う~ん。結構、響くねぇ。
ふだん稽古をしている静岡芸術劇場とは、音の響き方がまったく違います。
いつも通りセリフを言っても、聞き取りづらいことがあるわけです。
みなさん、対応の仕方を思案しているようでした。
同じ『東海道四谷怪談』であっても、会場や座る席はもちろんのこと、
客席に座っているお客さんが違うだけでも、劇場の空気は変わってしまうので、
舞台から感じるものも、変化していくことでしょう。
今度はどんな生徒さんと出会い、どんな公演になっていくのか、
いまからワクワクしてしまいます。
静岡文化芸術大学での9月公演は、中高生鑑賞事業公演のみとなっておりますので
一般の方は10月の静岡芸術劇場での公演をお楽しみに!
見やすいお席をGETするためにも、お早めにチケットセンターまでお電話ください!
SPACチケットセンター
054-202-3399 (受付時間10:00~18:00)
================
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯1
『東海道四谷怪談』
一般公演:10月8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)
構成・演出:中野真希 原作:四代目鶴屋南北 出演:SPAC
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
================