2013年に初演した『サーカス物語』、今回は新しいキャストを迎えて待望の再演です。
静岡芸術劇場リハーサル室には、初演時に登場したあの丸いステージが組まれ、サーカス一座のワゴンなどなど、懐かしいモノたちが3年ぶりに戻ってきました。
そして、演出のユディ・タジュディンさんと、音楽のイェヌー・アリエンドラさんのお2人は稽古にあわせてインドネシアより来日、稽古初日には初演時の出演者やスタッフと3年ぶりの再会を喜んでいました。
また、新しいキャストやスタッフの参加も温かく歓迎してくださいました。
稽古初日の顔合わせ。出演者・スタッフが集まってスケジュール確認などの業務連絡はもちろんですが、この作品を再演するにあたり、「どのような作品にしていきたいか」「初演時の『サーカス物語』の映像を観たり、台本を読んだりしたとき、どう感じたか?」などなど、早速、ディスカッションがはじまりました。
ユディさんの初演時の演出意図やプロセスなども共有し、目指すべき先をあらためて全員で見つめ直し、一丸となって再び『サーカス物語』に挑んでいきます。
ユディさんは、出演者やスタッフとディスカッションを重ねて作品をつくりだしていくので、初演から3年がたち、新しいキャスト・スタッフを迎えた今回の『サーカス物語』が初日までの約1ヶ月の間にどのように生まれ変わるのか、今からとても楽しみです!
★★★公演情報はこちら★★★★★
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯3
『サーカス物語』
一般公演:12月3日(土)、10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)
演出: ユディ・タジュディン (俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
作: ミヒャエル・エンデ
訳: 矢川澄子 (岩波書店刊『サーカス物語』より)
静岡芸術劇場
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