ボゴタ演劇祭参加の記
SPAC文芸部 横山義志
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SPAC宮城作品でははじめての海外ツアーである。ボゴタってどこだ、とお思いの方のために一応言っておけば、南米コロンビアの首都。ボゴタ・イベロアメリカ演劇祭といえば世界三大演劇祭の一つで、なんだか大変な演劇祭らしい。とはいえフェスティバルについての日本語情報は少なく、私も今回はじめて実物を目の当たりにするので、見たこと聞いたことなど、書き記しておこう。
静岡芸術劇場を朝8時30分に発ち、ついさっき23時頃にホテルに着いたのだが、時差がマイナス14時間なので、実際にはかれこれ28時間近くバス・飛行機・バスの旅路を続けていたことになる。飛行機だけならヒューストン乗り継ぎで、乗っていた時間は正味17時間。遠かった・・・。標高2600メートルの高地にあるので、途中で高山病対策の薬を飲む。
ホテルに着き、先発組の俳優たちと合流。総勢34名の大集団である。スーツケースが出てこなかった俳優がいたものの(これはかなり困った・・・)、とりあえずまだ病人は出ておらず、一安心。
技術スタッフたちは超長旅の疲れも見せず、いきなりそのまま一路劇場へ。私は劇場に行っても役に立たなそうなので、とりあえず休んで明日に備えよう・・・。