10月2日の『病は気から』中高生鑑賞事業公演で、
いよいよSPAC秋→春のシーズンが始まりました!
初日は県内東部の中学校2年生100名ほどが、観劇されました。
終演後、ノゾエさんから初日の公演を終えてのコメントをもらいましたのでご紹介します。
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SPAC秋→春のシーズン、初日の公演を終えての感想をお願いいたします。
ノゾエ:今日は、中高生鑑賞事業公演ということで、中学生の皆さんに観ていただきました。中高生を前にしてやるのは、2012年の『病は気から』初演以来、5年ぶりでした。こんなにフラットな状態で芝居を観に来るお客さんを前にするのはすごく久々でしたが、反応がすごく素直で刺激を受けました。みんながみんな演劇が好きで観に来ているわけではないお客さんにどう楽しんでいただくのかという点では、ハードルがかなり上がるので、いつも以上に緊張しました。加えて、芝居慣れしていない人にとってはどうかな?という部分も少しあるんですが、最後まで反応があって、2時間という長尺にも関わらず集中してみてもらえたというのはうれしかったです。よい公演だったと思います。
今回は再演になりますが、作品の見どころを教えてください。
ノゾエ:モリエールという喜劇作家の本自体があまり馴染みのないものだと思うんですが、この作品をSPACという俳優もスタッフも非常にクオリティの高い方と取り組んでいることに、普段とはまた違う面白さを感じています。
内容は、そんなに難しくはなく、気楽に観て笑える作品ですが、演劇の醍醐味や芸術性にも踏み込んでいるので、本当に多くの方に観てもらいたいです。静岡は首都圏からは少し遠いですけれども、実際に来てみると意外と遠くないですよ(笑)
それから、もしかしたら、キャストには書かれていないノゾエ的な人が出ているかもしれないです。興味のある方は、ぜひそれも確かめにきてください!
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今週末の一般公演初日に先駆け、今回の再演の舞台も少しだけご紹介。
中高生鑑賞事業公演「SPACeSHIPげきとも!」公演では、
終演後は俳優が衣裳のまま、生徒さんたちをお見送り。
お見送りには演出・ノゾエさんの姿も
さて、いよいよ今週末10月7日(土)は一般公演初日です。
週末の一般公演では、終演後、舞台裏を見学できるバックステージツアーや、
豪華なゲストをお招きしてのアーティストトークも開催。
ぜひ観劇と合わせて、お楽しみください。
また、10月8日は東京からのお得な劇場直行往復バスも運行!
たくさんの笑いを用意して、皆様のご来場お待ちしております!
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SPAC秋→春のシーズン2017-2018 ♯1
『病は気から』
潤色・演出:ノゾエ征爾
原作:モリエール (「モリエール全集」臨川書店刊/秋山伸子訳より)
出演:阿部一徳、石井萠水、泉陽二、大高浩一、榊原有美、本多麻紀、牧山祐大、山口航太
2017年10月
7日(土) 【はじめての演劇鑑賞講座/バックステージツアーあり】
8日(日) 【アーティストトークあり ゲスト:森義隆さん(映画監督)】
14日(土) 【バックステージツアーあり】
15日(日) 【アーティストトークあり ゲスト:栗原類さん (モデル・俳優)】
21日(土) 【バックステージツアーあり】
22日(日) 【アーティストトークあり ゲスト:松尾スズキさん(作家・演出家・俳優)】
各日14:00開演
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
<東京からの劇場直行バス>
10月8日(日)
[往路] 渋谷発 9:30 → 劇場着 13:00
[復路] アーティストトーク終了後に劇場前より出発します。
乗車料金:片道1,000円
*お申し込み締切10月5日(木)
申込先:日本旅行 静岡支店 TEL.054‐254-8375(平日10:00~18:00)
バス詳細はこちら
★『病は気から』PV
★「病ブログ2017」も随時更新中
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