こんにちは。
制作部の雪岡です。
今回のブログでは、舞台美術の製作過程を一挙公開いたします!
こちらに向かって微笑んでいるこの方こそ、『寿歌』の舞台美術を手掛けたカミイケタクヤさんです。
普段は四国を拠点に活動されていますが、最近では多くの劇場や劇団の舞台美術を担当されており、「ふじのくに⇄せかい演劇祭2015」でも上演された『天使バビロンに来たる』(制作:鳥の劇場)の美術製作もカミイケさんによるものでした。
今回は静岡での滞在製作となり、SPAC創作・技術部のスタッフとともに、舞台芸術公園にて作業が進められました。
木材を四角や扇型などの形状にカット。それらを組み立て、つなぎ合わせて形にしてきます。
全体を黒く塗った後には、塗料で車輪の模様がつけられています。
ビビッドなカラーのビニールシートが試しに並べられています!
これも美術の一部として使われるようです。
一度は組み立てた装置でしたが、作業場から稽古場となる静岡芸術劇場のリハーサル室へとお引っ越し。
サーキットコースのような、公園の遊具のような、なんだか登ったり走ったりして遊びたくなってきませんか?
装置がドーンと登場。床から5mはある天井にも手が届くほどの大きな装置で、地面には目にも鮮やかな光景が広がっています。
でも実はまだ完成ではありません!
ペットボトルやプラスチック容器、遊ばれなくなったおもちゃなどをリユースして装飾が加えられていくそうです。
舞台美術の全貌はぜひ本番でご覧ください!
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愛知県芸術劇場・SPAC共同企画
『寿歌(ほぎうた)』
演出:宮城聰、作:北村想
美術:カミイケタクヤ、照明:木藤歩
出演:SPAC/奥野晃士、春日井一平、たきいみき
【愛知公演】
2018年3月24日(土)14:00/18:00、25日(日)14:00、26日(月・祝)14:00/19:00
愛知県芸術劇場・小ホール
*愛知公演詳細はコチラ
【静岡公演】
日時:2018年4月28日(土)、30日(月・祝)各日18:15開演
会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」
*静岡公演詳細はコチラ
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