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2018年9月26日

『顕れ』パリ日記(5) ~字幕作業、舞台美術家・木津潤平さん講演会~

SPAC文芸部 横山義志
2018年9月15日(土)

 
字幕調整作業。字幕作成担当のモハメドさんに来ていただいて、操作担当の制作大石さんと、昨日の稽古でずれていた箇所などを確認していく。

字幕作業

パリ日本文化会館で『マハーバーラタ』『アンティゴネ』の舞台美術を手がけた木津潤平さんの講演会。

パリ日本文化会館

ヨーロッパの額縁状の舞台では、奥が遠近法の消失点になっていて、無限につづく空間を表現できるが、日本の舞台は奥行きがあまりなく、水平方向に広がる絵巻物的な画面になっている。だが、この日本的な舞台を曲げながらぐーっと伸ばしていって円形にすると、永遠が表現できる舞台になる、という。

木津さん1

そうしてできたのが、アヴィニョン演劇祭2014のブルボン石切場で上演された『マハーバーラタ』のリング状舞台。

木津さん2

静岡でも2015年と2018年のふじのくに野外芸術フェスタで上演された。今度は11月にパリのラ・ヴィレット公園で上演される予定(公演詳細:https://lavillette.com/evenement/satoshi-miyagi/)。すでに地下鉄にポスターが貼ってあった。

ラ・ヴィレットのポスター

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『顕れ』 フランス公演
2018年9/20(木)~10/20(土) 全27公演
 ※9/24(月)、10/1(月)、8(月)、15(月)休演
会場:コリーヌ国立劇場
◆公演の詳細はこちら
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年明け、日本でも「秋→春のシーズン」3作品目として上演します!
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『顕れ ~女神イニイエの涙~
2019年1/14(月・祝)~2/3(日) 静岡芸術劇場
◆公演の詳細はこちら
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