こんにちは。
制作部の宮川です。
いよいよ「ふじのくに⇄せかい演劇祭2019」が開幕しました!
『マダム・ボルジア』チームは、静岡芸術劇場内での稽古を終え、駿府城公園での現地稽古に入っています。雨が降ったと思ったら晴れてきたり、またいきなり風が吹き始めたりとコロコロお天気が変わる中、俳優とスタッフが一丸となってリハーサルを進めています。
SNSにリアルタイムでの写真もアップしておりますので、ぜひそちらの方も覗いてみてください!(Instagram:spacshizuoka)
そして『マダム・ボルジア』ブログ5回目では、作品のあらすじを稽古写真と共にお届けいたします!
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物語はとある夜の出来事から始まります。
主人公のルクレチア・ボルジア(=ルクレツィア、美加理)は、悪名高いボルジア家の令嬢として常に世の注目の的。
そんな彼女には、訳あって幼い頃に自分の手許から離した最愛の息子・ゼンナロ(=ジェンナロ、大内米治)がおり、ある夜、偶然にも息子を探し当てます。
自らが母であることを隠したまま、ゼンナロの未だ見ぬ母への想いに耳を傾けるルクレチア。
しかし、再会の喜びの最中に、突如として現れた、ボルジア家に恨みを持つゼンナロの友人である青年貴族たちから、ひどい辱めを受けてしまいます。
許し難い侮辱を受けたルクレチアは、腹心の部下・
そんな最中に、ボルジア家の家紋を汚すいたずら事件が起き、ルクレチアは夫である
しかし、捕らえられた犯人はまさかのゼンナロ!!
ゼンナロの運命は如何に?!
そして、様々な人物の感情と思惑が往き交う先には衝撃の
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「ヴィクトル・ユゴーの作品って少し物語が難しいのでは…?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、全く心配御無用。
原作はルネサンス期・イタリアの物語ですが、今回の演出では戦国時代の日本に舞台を移しますので日本人の私たちにも馴染みやすく、物語はまるでメロドラマを見ているかのように繰り広げられますので、どなたでも気軽にご覧いただけると思います!
そして俳優たちによる生演奏はもちろん、今回は太田垣悠さん振付のダンスシーンもありますので、ぜひお楽しみに♪
〈太田垣悠さん(右手前)による振付の様子〉
ゴールデンウィークの後半は、駿府城公園で皆様をお待ちしております!!
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『マダム・ボルジア』
構成・演出:宮城聰
作:ヴィクトル・ユゴー
訳・翻案:芳野まい
音楽:棚川寛子
振付:太田垣悠
出演:SPAC
公演日時=5月2日(木・休)、3日(金・祝)、4日(土・祝)、5日(日・祝)各日18:45開演
会場=駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場
上演時間=未定(120分以内) ※日本語上演/英語字幕
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