本日のシアタースクールは、
これまでのリハーサル室での稽古のしめくくり。
ほぼ本番の通りの衣装をつけて、通し稽古が行われました。
指導陣の目が、いつもよりきびしく光ります。
テクニカル、衣装、制作のスタッフも揃って見守る中での稽古。
参加者たちは、
「緊張したー」「心臓が口から飛び出そうだった」
と、やはり普段とは一味ちがう空気を感じて取っていたようでした。
来週からは、劇場の舞台を使っての稽古が始まります。
何百人ものお客様を前に舞台に立つのは、
稽古とは比べられないくらい大変なこと。
その大変さを今日、身にしみて感じた参加者たちが
残された日々でどんな成長を見せてくれるかが、とても楽しみです。
円形劇場の廃墟に住みついた小さな女の子、モモ。
不思議な魅力を持った彼女のもとに集まる、街の人々。
モモがそんな友人たちを助けるために始まる、時間どろぼうたちとの戦い。
ミヒャエル・エンデの名作『モモ』のSPAC版、
シアタースクール2010夏の発表会は、いよいよ来週日曜日です!