みなさんこんにちは!
「ふじのくに⇄せかい演劇祭」も無事に終幕し、5月も半ばになりました。
そんなある日、清水町立清水中学校の皆さんが、SPACの拠点の一つでもある「静岡県舞台芸術公園」に来園されました。
清水町は静岡県東部にある町で、はるばる中部までいらしてくださいました。今回は、「総合的な学習」の一環として、中学生自身がテーマを決め、場所を選んでくれたそうです。
舞台芸術公園は、【芸術】コースのうちの一か所なんだそう。よく見つけ出してくださいました!嬉しいです!
というわけで、当日、制作スタッフと創作・技術部スタッフが皆さんをお出迎え。
バスロータリー下の休憩所、カチカチ山から説明していきます。
そして場所を移して野外劇場「有度」へ。
残念ながら、野外劇場には、舞台装置などはなかったのですが、生徒さんは制作スタッフの説明を熱心に聞いてくださいました。(直近に上演された作品は『ふたりの女』。詳細はこちら。)普段入ることのできない、客席下にある楽屋も覗いてもらいました。
そして、次は稽古場棟。
稽古場棟には、BOXシアターと、稽古場1があります。
稽古場1からは外の景色がとても良く見えるので、「お~~!」という歓声が!
BOXシアターでは、中高生も出演するダンスプロジェクト「SPAC-ENFANTS PLUS」(詳細はこちら)の写真を展示していたので、作品に惹かれた生徒さんもいるかもしれませんね。
そして、最後は楕円堂へ。
明るい畳のロビーから階段を下りて、暗い会場へ行きます。ロビーには「富士見の間」と呼ばれる場所があり、天気の良い日は、大きな富士山を美しく眺めることができます。(この日はとても晴れていましたが、富士山は見えず、、、)
楕円堂の会場に椅子を並べ、質疑応答の時間としました。「小道具を作る際、どのような工夫をしているのですか?」や、「文化芸術を創り上げていく団体として、どのように地域に還元していますか?」などとたくさんの質問をしてくださいました。質問に答えるうちに私たちもよりSPACを広めたい、良い作品を作ってお客様に届けたいという思いになりました。生徒さんには、SPACのパンフレットや、年間スケジュールをお渡ししたので、ぜひこれを機に、演劇や劇場に興味を持ってくれると嬉しいです。
また、生徒の皆さんは学校に帰ったら、グループごとにプレゼンテーションを行うそうです。どんなプレゼンテーションになるのか?とても楽しみです。
SPACでは、このように学校単位での見学を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
また、今回生徒さん達にご案内した上記の施設内は、普段は解放しておりません。しかし、舞台芸術公園内のこれら施設を覗ける「すぱっくおーぷんでい」という企画を不定期開催しております。(昨年の詳細はこちら)その機会に一般の皆さまにもぜひ施設内を見学していただけたらと思っています。続報をお待ちください!
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(舞台芸術公園で行う公演もあります。)
(制作・佐藤美咲)