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2009年4月19日

劇団静火、今年も公演!!

SPACでは、昨年より、“県民が”“県民の力で”舞台作品を創造する「SPAC県民劇団」の活動を制作面で支援する〈県民劇団育成事業〉を行っています。

SPAC県民劇団とは、SPACの人材育成事業への参加者を中心に結成する県民の劇団です。昨年、人材育成事業の一つである県民参加体験創作劇場『椿姫』の参加者が中心となって、県内在住の39名が「劇団静火」を結成し『三文オペラ』を上演しました。

今年は、より多くの静岡県民の方が「SPAC県民劇団」に関われるよう、「SPAC県民劇団」を立ち上げたい演出家・制作者・出演者の公募が2009年2~3月に行われました。

審査の結果、渡辺亮史さんの上演企画「劇団静火2009」が見事選出され、今日、静岡芸術劇場ホワイエにて渡辺さんによるプレゼンテーションが開催されました。

こちらが去年の公演の様子

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この渡辺さんの企画が、県民劇団への入団を希望する今日のプレゼン参加者35名による投票で規定数(SPACの人材育成事業参加者が劇団員の半数以上かつ10名以上を占めていること)を満たさなければ、今年は県民劇団が結成されないという“崖っぷち”の状態ということもあり、渡辺さんのプレゼンにも熱が入っていました。

渡辺さんの企画は、2009年9月、静岡県舞台芸術公園〈有度〉にて、シェイクスピアの『夏の夜の夢』を上演するというものです。

プレゼンの中で、特に印象的だったのは、「文化祭的なものではなく、芸術作品としての質を追求する!」、静岡から静岡県民の手で作品を創造するという姿勢です。参加者の皆さんも熱心に耳を傾けてらっしゃいました。

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結果の方ですが、渡辺さんの企画への参加を希望する方の応募が規定の人数に達したため、「劇団静火」が結成され、今年9月に野外劇場〈有度〉での公演が決まりました!!

さっそく来月に劇団決起大会が開催されるとともに、稽古が始まります。今年はどんな作品が生まれるのか今から楽しみです!