後半戦に突入!SPAC版『守銭奴 あるいは嘘の学校』。
ひと癖もふた癖もある人たちが登場し、出演者たちのキラリと光る個性が見どころ!ということで、制作担当・計見が味わい深い登場人物たちを舞台写真とともにご紹介しています。
さて、本日ご紹介するのは、ながいさやこさん演じるマリアンヌ。
主人公アルパゴンが再婚相手に選んだ女性、かつその息子クレオントも想いを寄せていて、体の弱い母親の面倒をみながら貧しい生活を送っています。
ジャンさんはマリアンヌについて「外の世界からやってくる異質な存在」と言っていましたが、“ぬっ”と現れてそれまでの空気やリズムに変化をもたらす、ながいさんのマリアンヌはインパクト大!
アルパゴンの屋敷を訪れるシーンでは、煌びやかに着飾った貴島さん演じるアルパゴンとの温度差も笑いを誘います。
個性の強い人たちに囲まれて揉みくちゃにされながらも、芯の強さを感じさせるながいさんのマリアンヌ。共感を覚えたり応援したくなる方も多いのでは?
それと…実はながいさん、マリアンヌ以外にも姿を変えて登場しているのですが、それは舞台を観てのお楽しみ〜♪
(制作部:計見葵)
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SPAC秋→春のシーズン2022-2023 #2
モリエール生誕400年記念/新作
SPAC版『守銭奴 あるいは嘘の学校』
2022年
11月26日(土)、27日(日)
12月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)
各日 14:00 開演
会場:静岡芸術劇場
演出:ジャン・ランベール=ヴィルド
翻訳・通訳・ドラマツルギー:平野暁人
アーティスティック・コラボレーター:ロレンゾ・マラゲラ
音楽:棚川寛子
出演:貴島豪、大高浩一、木内琴子、永井健二、ながいさやこ、本多麻紀、
三島景太、宮城嶋遥加、山崎皓司、吉植荘一郎
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