稽古20日目です。
9月を迎え、第一期稽古も残すところあとわずか。
稽古後の讃美歌の練習も、毎日欠かさずに行われています!
今回のインタビューは貴島豪さんです!
Q)ご自分の役について紹介して下さい。
A)地元の地方新聞の編集長で、エミリの父親です。家族思いで、特にエミリに関してはダメ親父というか、溺愛しているんじゃないかなぁ。
Q)この作品について一言。
A)普段の何気ない日常があって、気にしなければ通り過ぎてしまう。でもそこにふっと目を向けて感じてみると、ものすごく劇的というか、ドラマというか、「生」があるのではないかと・・・。演じる側にとっては、瞬間瞬間のとらえ方によって色々な遊びができる作品ですね。自分たちの言葉や感覚によって、どんなドラマが生まれるのか・・・。僕ら俳優がライブとして息を吹き込んだ時に、フレキシブルに変わっていく可能性のある作品だと思います。
Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?
A)過去に戻って何かを変えられるのなら良いけど、何も変えられないなら絶対に行かないね。見ているだけしかできないのは悲しいし、耐えられない。
ただ、自分の中で「性」に解放された日!唯一そこだけは見てみたいですね(笑)。精神的に「性」に解放された、覚醒された日がどこにあったのかな?と思って・・・それが知りたいですね。
「『わが町』のような普通の芝居で父親役を演じるのは初めてだし、楽しみな反面、不安も・・・。でも自分の中のどこかに潜んでいるであろう大いなる愛を持ってやるしかない!」と意気込みを語ってくれた貴島さんでした!