みなさん、「シアタースクール2023の伝記」へようこそ!
学校も夏休みに入り、シアタースクールは26日から連日稽古がはじまりました。
今回は、少しさかのぼり7月16、17日の稽古を紹介します!
4日目の稽古では、各シーンの立ち位置が決まり始めていました。
ムーバーを担当する参加者も稽古中にどのような動きをするかいろいろと試して徐々に形になってきています!
立ち位置や配役が決まってくると自分が演じる人物の役づくりがはじまります。
今回のシアタースクールで演技を初めてする参加者もいるので、みんなで助け合いながら進めていきます。
劇中では同じ行動をする役が複数いますが、アシスタントからアドバイスをもらい同じことをしていてもそこに個性が現れるにはどうしたらいいのか、みんなで考えていました。
▲まりの投げ方も人によって変わる!ということをアシスタントがレクチャーしています
▲みんなでどのように物語を伝えるか作戦会議中!
アシスタントが役づくりのヒントを伝えると、みんなそこからどんどんアイデアを出し、工夫していく姿に感動です!!
そしてこの日は、SPAC俳優たちが劇場内で行っている稽古を見学させてもらいました!
稽古の休憩時間に舞台に上がる機会をもらい、本番で自分たちが立ったときの景色を見ることができました。
想像していたよりも迫力があったようでみんなドキドキしていました。
これから舞台に立つんだ!という実感が湧いてきたのではないでしょうか!
次回もお楽しみに!
(制作部・佐藤飛子)
SPACシアタースクール2023 発表会
『グスコーブドリの伝記』
演出・脚色:中野真希
原作:宮沢賢治
出演:静岡県内の中学校1年生から高校3年生/20名
8月19日(土)、20日(日)各日16時開演
会場:静岡芸術劇場
★公演詳細はこちら
🌻おまけ🌻
今回の上演作品『グスコーブドリの伝記』の作者である宮沢賢治のことばを紹介していきます♪
「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、
きれいにすきとおった風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。」
(『注文の多い料理店』序より)