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2023年8月21日

【シアタースクール2023の伝記#5】シアタースクールついに発表会!

8月19、20日快晴の空の下、スクール生は発表会を迎えました。
最後の最後までアシスタントにアドバイスをもらいないながら自分の演技を修正し、新しく試し、また修正していく姿はとてもかっこいい!


▲時には休憩時間に入っても演技の話をしていました。

 

 
本番直前でも基礎トレーニングを欠かしません。
稽古初日から比べると、みんなのパワーの強さは段違い!
約1ヶ月という短い期間の中でも、確実に成長しています。

いよいよ本番が始まります!

スクール生からは「最初は緊張していたけど、途中から楽しむことができた!」という声を聞くことができました。本番中にちょっとしたアクシデントもありましたが、それぞれ助け合いながらシーンを成立させていました。これも、稽古中に何度も色々な表現方法を試していたからですね。


 

お客様からは、「子ども達が生き生きとしている姿に感動しました。」、「出演者がみなさま中高生というこということで、どんなものだろうと思っていましたが、すごくクオリティが高くて見入ってしまいました。」等のお声をいただきました。
ラストのダンスシーンでは、「この20人で舞台に立つのも最初で最後。最後まで精一杯頑張ろう」と言い合っているかのように、お互い顔を見合わせ、微笑みながら踊っている姿が印象的でした。

 

この夏の経験を通して、20人のスクール生はこれからどのように羽ばたくのでしょうか。

観に来てくださった方、見守ってくださった方、ありがとうございました!

 

(制作部・佐藤飛子)


SPACシアタースクール2023 発表会
『グスコーブドリの伝記』

演出・脚色:中野真希
原作:宮沢賢治
出演:静岡県内の中学校1年生から高校3年生/20名
8月19日(土)、20日(日)各日16時開演
会場:静岡芸術劇場
★公演詳細はこちら

🌻おまけ🌻
今回の上演作品『グスコーブドリの伝記』の作者である宮沢賢治のことばを紹介していきます♪

「職業芸術家は一度亡びねばならぬ
誰人もみな芸術家たる感受をなせ
個性の優れる方面に於て各々止むなき表現をなせ
然もめいめいそのときどきの芸術家である」

(『農民芸術概論綱要』より)