本日無事に第一期稽古が終了しました!
稽古後には、ウェブ夫妻が前日から仕込んでくれた料理で打ち上げです。
夏野菜のラタトゥイユ、ミートボールのバターカレー風味、自家製ピクルス・・・おいしい料理にみんな大満足です。
皆さん、2週間後に元気な顔で稽古場に戻ってきてくださいね!
今回のインタビューは舘野百代さんです!
Q)どのような想いで、今回のウェブ夫人を演じていますか?
A)毎回、私自身演じる上で課題をつけています。『わが町』では、”何でもないことが幸せだと思う”を課題にしようと思いました。この話は、人間の他愛もない日常が基本になっています。以前、当たり前に出来ていたことが出来なくなった経験があるんです。何でもない日々がとても幸せなんだ、ということを観ている人が気づいてくれるような芝居がしたいですね。
Q)今井さんの印象はいかがですか?
信頼できますね。というのも今井さん自身が役者であるし、役者の本質というものを良く知っているというのがあります。役者の状態なども細かく見てくれているし、その人を進化させようとしているのがわかります。今の段階では、萎縮しないで伸び伸びと稽古が出来ていて、良い企画に出会えたと思っています。
Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?
A)つくばエキスポの時に、2000年の自分に年賀状を出したんですね。2000年の元旦にその年賀状が届いて・・・。そんなこと全く忘れていたのだけど、「きっと2000年の頃のあなたは・・・」なんて今の状況とは全く違うことが書かれていて、何か変な感じがしたんですよね。今の私が過去のどこかに行きたいというのはないですね。行ったとして何になるのかなと。
「今はつまらなくても、人生捨てたもんじゃない。そのつまらないことが本当はとってもいいことなんだよ、と。観終わった後に、行きと帰りの景色が違うような感覚を観客に与えることが出来れば。」と力強く語ってくれた舘野さんでした!