『ユ メ ミ ル チ カ ラ-REVE DE TAKASE-』はSPAC静岡芸術劇場での公演後、9月12日(日)磐田公演、9月23日(木・祝)伊豆長岡公演を行いました。
メンバーは学校もはじまり、必ずしも十分な稽古日を得ることができませんでしたが、ニヤカムさんと一ヶ月以上ともにしたウォーミングアップや振りを確認している様子は、まるで稽古場や舞台上でニヤカムさんが見守ってくれているかのようでした。ツアー公演も、よりダンスに磨きをかけて、笑顔でパフォーマンスする姿に観客の方たちもまた笑顔になっていました。
生きることの喜びを伝えることをコンセプトとしている本作品は、生きること、それ自体が生ける者すべてにとって本質的な喜びであることを伝えようとします。舞台で踊る、大人でない子どもたちの全身と表情から生まれる純粋なエネルギーは時に神秘性をもって、劇場いっぱいにひろがります。
ダンスの経験、未経験関係なく、高度なダンステクニックを披露するのでもなく、全身全霊で表現する子どもたちの笑顔が、ニヤカムさんとスパカンファンメンバーが観客に贈る夢見る力、未来への希望だったのかもしれません。
舞台空間と日常との境を行き来し、“いま”、“ここ”でしか創れない一つの奇跡のような夢の欠片をたくさんの人々に贈ってくれたスパカンファンの今後にご期待ください!!