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2010年9月30日

<『わが町』のちょっといい話⑮>三島景太さん(ウィラード教授役)にちょっと聞いてみました

稽古場には少しずつ小道具や衣装も加わり始めました。

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気温がグッと下がり、「わが町」チームには只今風邪が大流行しています。

皆さんもどうぞ御注意ください!

 今回のインタビューは三島景太さんです!

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 Q)ご自分の役について紹介して下さい。

A)ウィラード教授という田舎学者の役です。本編とは関わりのない人物です。時空を超えていて“ちょっと変わった変な人”、そんなイメージですね。

Q)「わが町」について一言。

A)親子の関係とか身近な話ではあるけれど、登場人物は医者であったり、新聞記者などの文化人であったり、あるいは僕の演じている大学教授であったりと、割と社会的地位の高い人たちが多いと思うんですね。ここに出てくる人たちは、普通とは言いつつも、僕らにとってはちょっとフィクション的な人たちと言えるのかも知れない。生きるということに対してキュウキュウにならず、悩まずにすむような身分の人たちと言えるのではないかなと感じています。

Q)今井さんについて一言。

A)僕はマジックにとてもかかりたいと思っている役者なんです。今井さんはいつの間にかマジックをかけていて、気が付かないうちに違う面が引き出されている感じがします。“さりげない騙し上手”という印象ですね。

Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?

A)戻れるのであれば、1991年3月某日の初舞台の日ですね。いかに自分が挙動不審だったかを、もう一度再体験してみたいですね(笑)。

「戻りたい日はたくさんあるんだけれど・・・」と前置きした上で、初舞台の日以外にも「大人と子供の境目を意識した14歳の秋。」と答えてくれた三島さん。恋に狂った?その時の感覚を秋になる度に思い出すという、とてもロマンティックな三島さんです!