『令嬢ジュリー』公演時に、カフェシンデレラでカフェスタッフとして忙しく働く
『わが町』メンバーです。
稽古場で見せるいつもの顔とはちょっと違いますね!
今回のインタビューは大内智美さんです!
Q)ご自分の役について紹介して下さい。
A)ジョー・クローエルとサイ・クローエルという兄弟の二役をやります。二人とも郵便配達のアルバイトをしていて、朝のシーンに出てくる朝の顔です。10歳前後での登場シーンが多いんですけど、その位の年齢の子が新聞配達の途中に牛乳配達のおじさんとか、近所のお医者さんとかと、気軽に嬉しそうに立ち話をしているというのがこの役の魅力かなと。そういうことが出来ていたこの時代のこの町という・・・この戯曲の良さのそういう部分を担っている役かなと思います。
Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?
A)特に戻りたいとは思わないですね。いつも楽しかったし、あの時こうしていれば良かったというのはあんまりない。楽しかったという思い出があるので、それだけで十分かなって。特に後悔や悔いはないので。
Q)『わが町』について一言。
A)自分が知らない人にもその人なりの人生があって、みんな色々なことを考えて生きているんだという風に目線を広げられる。自分が生きているということが、すごく愛すべきことだと思えるし、他人の人生も好意を持って見られるというか、一人一人に価値があると感じられる。最近は学校に行けなくなってしまっている子も多いですよね。それは自分に価値がないから・・・と孤立してしまったりする。でも、人って良いものなんだよ!ということがこの作品で伝えられたらなぁと思います。
「仲間がたくさん出来たような気がするんですよね。自分は一人じゃないんだと・・・。」やさしい眼差しでこの戯曲について語ってくれた大内さん。そんな大内さんが演じるキュートなクローエル少年をお楽しみに!