いよいよ芸術劇場での仕込みが始まりました。
スタッフの動きも慌しくなってきています。
舞台の全貌は当日までのお楽しみということで、舞台装置の一部を少しだけお見せしましょう!
今回のインタビューは大高浩一さんです!
Q)ご自分の役について紹介して下さい。
A)サイモン・スティムスンという役で謎の人です。謎の人なんですけど、普通の人です。掛け算にたとえると7×7=49みたいな人。劇中では飲んだくれと言われているんだけれど、個人的にはこの人はそんなに酒は飲めない人だと思っている。ただ、飲んだくれと呼ばれた方が、何か楽な状況があるんだろうなと。それから、サイモンは奥さんのことは結構好きだと思うし、たぶん近所のネコに名前をつけていると思うよ。俺には何となくわかる・・・。あと、彼は他の登場人物のように天気のことは話さないよね。
Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?
A)死ぬ日のひと月前。1ヶ月後に確実に死ぬとわかったら・・・。パンダだったら「笹食ってる場合じゃねぇ!」って感じがするよね。後は、高校生に戻って、好きな子にもう一度告白するという定石なパターン。2回目はドキドキするかはわからないけど、やっぱりドキドキするんじゃないかな。
Q)『わが町』について一言。
A)20世紀の初頭とかが舞台なんだけど、芝居の所々で1000年前の人々、今から1000年後の人々が普通に暮らしている姿を一瞬見たような気になる時がある。それがすごく不思議な感じがするね。
Q)エミリーという女性をどう思いますか?
A)あの女は面倒くさい!でも、面倒くさくない女は飽きる。面倒くさくなかったら便利なだけでしょ。便利なだけなら代わりはいくらでもいるわけだから。でも、面倒くさくて尚且つ、面白くなければダメだよ。便利なものは感謝はするけど愛さないよね。
「指揮をすることはとても疲れるけれど、最近、讃美歌の歌がすごく良くなってきているんで、指揮していて楽しいんだよね。」とおっしゃる大高さん。そんな大高さんが指揮する讃美歌の歌声も合わせてお楽しみ下さい!