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2008年1月25日

『しんしゃく源氏物語』連日上演中

現在、SPACでは連日『しんしゃく源氏物語』の公演を行なっています。

静岡県の中学生文化芸術鑑賞推進事業の一環として、静岡県内の中学生が1月21日〜2月1日の10日間、静岡芸術劇場で『しんしゃく源氏物語』を鑑賞するこの事業、今日が折り返し地点です。10日間もある公演ですが、毎日反応の違う中学生を前に、俳優たちは日々新鮮な気持ちで舞台に立っています。

[1]終演後は、出演俳優が一言ずつ中学生にメッセージを、そして技術スタッフの紹介があります。技術スタッフが今見た舞台の中で、季節の移り変わりがどのようにして表現されているのか、照明と音響を使ってもう一度振り返りながら解説していきます。

これからご覧になる方は、どこで季節が変わるのか、ちょっと注目しながら観てみてくださいね。

 

[2]ロビーでは、出演者が生徒を見送ります。さっきまで舞台で演技をしていた俳優を目の前にすると、舞台上にいたときよりも意外と背が小さく見えたり、普段の表情を垣間見ることができます。

SPACには芸術総監督のもと、俳優、舞台・照明・音響・衣裳スタッフ、制作スタッフがいて、専用の劇場・稽古場を拠点として、演劇活動を行なっています。舞台芸術作品の創造はもちろんのこと、演劇を通しての教育活動も行なっています。静岡芸術劇場でのSPACの公演は中学生は30名までの招待枠があります。ぜひまたこの劇場でお会いできる日をお待ちしています!

[1] http://otsukimi.net/spac/blog/wp-content/uploads/2008/01/IMG_7355.JPG
[2] http://otsukimi.net/spac/blog/wp-content/uploads/2008/01/IMG_7376.JPG