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2011年8月2日

【スガンさんのやぎ その3】おはなしかいをしてきました!

7月30日、31日と『スガンさんのやぎ』のプレ・イベント「おはなしかい」がありました。
今回は、おはなしを読んだ俳優・木内さんが、その時の様子をお伝えします。


~「スガンさんのやぎ」のおはなしかいをしてきました!~

この間の週末、7月30日(土)・31日(日)に、
吉見亮さんの演奏と、私、木内琴子の朗読というペアで、
「スガンさんのやぎ」のおはなしかいをしてきました。

まず土曜日は、芸術劇場のお隣、グランシップの2階にある
県立中央図書館「えほんのひろば」で。
10時半からと16時からの二回でした。

ここでは毎週火曜日10時半から、
「0歳児からのおはなしかい」が開かれているということで、
午前の部は、本当に小さいお子さんが多かったんです。
幼稚園にあがる前の小さい子どもの前で、
お話をするというのは初めての経験でした。
自然に身振り手振りが大きくなるんですね。
そして、子どもの反応が面白くって…というか、
話はそっちのけで、吉見さんの楽器に興味津々の子、
縦横無尽にはいはいする子など、もういろいろ。
でも、少し違った音や声がすると、気づいてくれたり。
子どもは正直ですね~。
午後の部は、もう少し大きいお子さんや大人も多かったので、
お話の内容を敏感に感じとってくださっていました。
皆さんの真剣なまなざしに語りかけるのは、とても心地よかったです。

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はじめの歌を歌う木内さん、仲村さん(制作担当)、吉見さん

さて、翌日は静岡市日本平動物園へ。
園内のふれあい動物園というコーナーにヤギがいるので、
その中にある、ふれあい館の中で12時から行ないました。

そこは、ウサギやひよこなどの小動物に触れる場所。
親子連れでにぎわうそのコーナーに、
ヤギのユキちゃんとメイちゃんを呼んだのですが…。
二匹ともすっかり興奮してしまって。
どうなるのかしら?!っと思っていたら、
お話を始めて、子どもたちが静かになると、
ユキちゃん、メイちゃんも落ち着いてきました。
その後は、お話を聞きながら(?)
大好物のキャベツをもりもり食べていた二匹のヤギたち。
時折、楽器の音に反応したり、オオカミの(私の!)遠吠えに反応したり。
噂によると、外にいたポニーもこの遠吠えに反応していたとか。
実は私、動物が苦手なんですが、
ヤギに話しかけたり、ヤギを見ながらお話していると、
どんどん親しみが湧いてきて、かわいく思えてきて、自分でもびっくり。
ヤギをなでて帰ってきました。
ヤギの毛、意外に硬かったです。

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おはなしのと中、白やぎのゆきちゃんと、黒やぎのメイちゃんもメェメェ~

「おはなしかい」に足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました。
これからも、こんな小さな「おはなしかい」を持って、
いろいろなところへ出掛けて行きたいと思っています。
SPAC俳優の「おはなしかい」を聴きたいという方、
ぜひ、声をかけてくださいね。

おまけ
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振り向くユキちゃんアップ!!
 
 
 
以上、木内さんのレポートでした。
そして、昨日1日にはカーン国立演劇センターの
メンバー5人も無事静岡に到着しました。
 
劇場でスガンさんのやぎ・ブランケットに会えるまで、
あと3日待っててね。どうぞ、お楽しみに。

『スガンさんのやぎ』詳細はこちら