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2011年8月7日

<モモ通信>『スガンさんのやぎ』を観劇しました

8月7日。発表会まであと一週間となりました。
普段使っているリハーサル室での稽古はこの日が最後。
次からは、静岡芸術劇場の舞台上での稽古が始まります。

そんな日曜日の午後は、それぞれの手にチケットを握りしめて客席で集合。
最初の1時間で『スガンさんのやぎ』の観劇をしました。
女優一人が舞台に立ち、ナレーションのみで物語が進んでいくこの作品に
どきどきしたりわくわくしたり目を丸くしたり(目を回したり)…
感想はそれぞれながら、いい経験になったと思います。

芸術劇場での公演を観るのが初めての参加者もいましたが、
今日はお客さんだった参加者たちが、来週は出演者です。
1年前にフランス・アヴィニヨン演劇祭で上演された作品を
1週間後に自分たちが『モモ』を上演する静岡芸術劇場で観劇し、
来週の自分たちのことを想像して緊張を感じた参加者も多いことでしょう。

そして、緊張と同時に、舞台に立つことがより楽しみになったはず。

シアタースクールの発表会では
今日のように、作りこまれた装置があるわけではありません。

それは、舞台に立つ参加者の皆さん自身の輝きを第一に観ていただくために
他の要素を出来るだけおさえているから。

参加者45名による『モモ』、いよいよ劇場入りです!
一週間後の発表会にご期待ください!!