はじめまして。よもやまブログ2回目を担当させて頂きますSPAC2年生、制作部の谷口裕子です。
今日はとても良い天気でしたね。この一週間、ブログに何を書こうか考え続けていました。そして晴天の本日、わが劇場の素敵な空間を撮って紹介したいな、と思って張り切っていたのですが・・・すみません。ポスターの入稿に追われて制作室のデスクについた頃にはその考えはすっかりと抜けておりました。
日が暮れた頃には入稿の目処も立ち、まわりを見渡してみれば他にも入稿に追われている人々が1、2、3人・・・。7/1(日)にSPACのビックイベント「ふじのくに⇔せかい演劇祭2012」が終了したのもつかの間、プロジェクトは待ってくれません。大急ぎでチラシ・ポスター等々を作る制作部の面々でございます。
・・・と話は戻って「SPACの素敵な空間」についてですが、実は大学で建築を学んだ私にとってSPACで働くというのはその意味でも嬉しいことです。SPACの複数の劇場は全て磯崎新さんが設計したもの。教科書で学んだ方の建築の中で毎日を過ごせるのはいいですね。まぁそんな感謝の気持ちをついつい忘れてしまうのが日常の喧騒・・・。それでもふと息をついたとき、ハっとする空間が目の前に現れたりするのがこの劇場なんですね。いくつかおすすめの場所があるのですが、今日は先週撮った一枚を紹介。これはまさに演劇祭最終日の翌日、一年で一番にぎやかな一ヶ月を終え驚くほど静かな日でした。静岡芸術劇場1Fロビーの吹き抜け空間。抜けるような天気の良い日で、トップライトからスコーンっと陽が差し込んでいました。みなさん、公演だけでなくSPACの建築も一見の価値ありですよ。
ではでは次週のよもやまブログもおたのしみに・・・;)