よもやまブログ第3回を担当させていただきますSPACの制作部4ヶ月目の新人Gです。
谷口先輩からバトンを引き継ぐにあたり、先週掲載された「素敵な空間」にあるピアノの写真をアップしてみました。
14日に行われたロビーコンサートで大活躍したこのピアノは、スタインウェイ&サンズ(ハンブルク)のコンサート・グランドです。コンサートの日の朝、制作室で仕事をしていると、調律の音が聞こえてきました。一人の人間が一台のピアノに対峙して、限られた時間のなかで相手の持っている可能性をあれこれ試して引き出すのに立ち会うというのは、本当にいいものですね。調律のロマンチックな時間、大好きです。
さて、このあいだのお休みには、ふらっと近所の温泉に出かけ、からだとこころをリセットしてきました。演劇祭の準備から楽日までの3カ月が、公共劇場の役割や舞台芸術(とりわけ、国外の芝居を観ることや海外で芝居をすること)への自分の認識を大きく変えたことに気づいたのは、湯船のなかのことでした。演劇祭の余韻さめやらぬ今日この頃です。
穏やかで新鮮な驚きに満ちた一週間となりますように。 そして、第4回ブログもどうぞお楽しみに!