2019年3月14日

SPAC初!!『ふたりの女』多言語リーディング・カフェ 開催レポート☆

SPACの人気企画、「リーディング・カフェ」。
SPAC俳優による作品解説を聞きながら、お茶を片手に演劇の台本を声に出して読んでみる、という企画ですが、それをなんと今回は!
SPAC初のチャレンジとして “多言語” で開催しましたヽ(^o^)丿
今日は2月27日(水)に行われた第1回目の模様をレポートします♪

この日読んだのは、日本の現代演劇を代表する劇作家・唐十郎の名作 『ふたりの女 平成版 ふたりの面妖があなたに絡む』。この戯曲は、『源氏物語』の光源氏と妻・葵上、生霊となった六条御息所の三角関係に、狂気と正気の境界を描くチェーホフの『六号室』を巧みに織り込んだ傑作です。

今回はその戯曲を日本語、英語、中国語、ベトナム語、モンゴル語の5カ国語で読む、という試みでした。

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さて、本企画。
どんな方が集まるか??と期待と不安が入り交じる中…
当日を迎えてみると、なんと16名の方々が集まってくださいました!

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う~ん、多国籍!!
日本人はもちろん、中国、ベトナム、モンゴル、インドネシア、ブラジル、そしてパプア・ニューギニアの方まで7カ国の方々がカフェ・シンデレラに集結し、さっそく自己紹介からスタート♪

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今回のナビゲーターは、俳優の奥野晃士さん。
『ふたりの女』には是光役で出演されていますよ♪

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奥野さんのリードでなごやかに、そして時に笑いも交えながら、良い雰囲気で自己紹介を終えると、みなさんお待ちかねの台本読みの時間です!
最初は各言語ごとに読んでいきました。

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モンゴル語など、なかなかじっくりと聞いたことのない言語もあったりで、皆で聞き入ってしまったり…

本読みの途中では、奥野さんから台本が描かれた当時の時代背景の解説があり、台本の内容と照らし合わせながら、読み深めました。
(この本では学生運動の熱気や興奮が描かれており、実際に当時を体験されたという参加者の方もいらっしゃいました。 )
また、出演俳優ならではの初演時の稽古エピソードなども交えながら、どんどん読み進めていきます!

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終盤には「自分が担当する役は、母国語で読む」という画期的な方法で挑戦しました!!
1つのシーンを日本語→ベトナム語→英語→モンゴル語→日本語……と様々な言語で語っていく様子がみられました^^
言葉はわからなくても、何となく通じ合っているかのような不思議な体験を味わっていただきました。

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初開催となった「多言語リーディング・カフェ」はとても素敵なひと時になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました♪
今後も開催していきたいと思っています!ぜひ、ご期待ください^^

また、3月26日にはタリーズコーヒー 富士市中央公園店にて日本語のみのリーディング・カフェを行います♪
まだご予約可能ですので、ご興味のある方はぜひご参加ください!詳細はこちら

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今回読んだ『ふたりの女 平成版 ふたりの面妖があなたに絡む』は、ゴールデンウィークに開催する「ふじのくに⇄せかい演劇祭2019」にて待望の再々演となります!
もちろん今回ナビゲーターを務めた奥野さんも出演いたします♪
野外劇場での迫力ある演技をぜひご体感ください!!人気作品ですので御予約はお早めに!

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『ふたりの女 平成版 ふたりの面妖があなたに絡む
演出:宮城聰 作:唐十郎
公演日時:4/27(土)18:00、4/28(日)18:00
会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」
上演時間:80分(日本語上演/英語字幕)
座席:全席自由
詳細はこちらのページをご覧ください↓
http://festival-shizuoka.jp/program/two-ladies/