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2010年8月25日

<『わが町』のちょっといい話⑧>野口俊丞さん(ジョージ役)にちょっと聞いてみました

昨日は、音楽を担当される松本泰幸さんが稽古場を訪れました。

そして今日は稽古14日目にして、ラストシーンまでいきました。

公演2ヶ月前にして、今井さんもびっくりのスピードで稽古は順調に進んでいます!

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今回のインタビューは野口俊丞さんです!

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)ご自分の役について紹介してください。

A)すごくまっすぐで素直な青年で、誰かの言葉に対しても正面から答えてしまう。前に向かっていく力強さがあるし、そんな姿が素敵だなと思っています。かつての自分とジョージが重なる部分はありますね。今は少し大人になったというか、考えて行動するようにはなりました。ただ、ジョージのように近くにあるものをつかんでいきたいという気はします。

 Q)ジョージを演じてみてどうですか?

A)セリフがやっと自分の中に入ってきて、ジョージの考えや行動の回路が少しずつ繋がってきました。ただ、野口俊丞としての自分と、ジョージを演じている役者としての自分の距離がまだ少し近くて、たまにちょっと恥ずかしくなる部分があるんです。でも、その自覚がある分、その部分をどうしていけばいいのかということがクリアでもあり、対処していけるのではないかと思っています。

Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?

A)小学校3、4年生の時の、我が家の夕食の風景を見てみたいという気がします。何が「幸せ」というのは曖昧でわからないんですけど、僕の中での家族団欒の姿というのはそこにある気がしていて・・・。当時は7、8人の大家族だったんですが、その大勢いる感じが好きなんですよね。

「この役柄が僕に似合っていると言われると、うれしい反面、それだけではダメだとも思っているんです。」と真剣な表情で話してくれた野口さん。まだまだ進化していくであろうジョージにご期待下さい!