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2010年9月21日

<『わが町』のちょっといい話⑫>本多麻紀さん(エミリ役)にちょっと聞いてみました

カテゴリー: 『わが町』2010

第2期稽古がスタートしました。

2週間ぶりに稽古場に全員集合です!

今日は同時に「秋のシーズン2010」の記者発表も行なわれ、記者さんたちが『わが町』の稽古を見学しました。

稽古見学後は、今井さん自ら『わが町』の見所を語ってくれました。

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今回のインタビューは本多麻紀さんです!

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 Q)ご自分の役について紹介して下さい。

A)大好きなお父さんと、ひまわりみたいなしっかりもののお母さんと、やんちゃだけど仲良しの弟に囲まれた家の女の子です。最近、隣の家のジョージ君が気になっています。

Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?

A)特に戻りたい時期はないですね。その時その時の自分はどこを振り返っても一生懸命で、いっぱいいっぱいだったと思うし・・・。ただ、自分の生まれる前の両親の姿は見てみたいなというのはありますね。両親を尊敬しているので、両親の過去は見たいかな。

 Q)今井さんについて一言。

A)駄目出しをされる時など、ふっと動かれる時の動きの美しさによく見とれています。姿勢、手の動き、足の運び。なんでしょう、あの色気!麗しさ!盗めるものなら盗みたい・・・と他の人への駄目出しの時もジッと見ています!

 Q)見所について教えて下さい。

A)普段は魑魅魍魎やギリシア悲劇をやっているような人達が、新劇の代表格である文学座に所属している今井さんと出会い、新国立劇場の研修所出身の方やパントマイムをやっている方など、色んな人達が一緒に「普通の」芝居をやる、というのはベースの違う人が集まっているからこそのおもしろさがある。ここで『わが町』をやることの意味というか・・・他とは違う『わが町』になるんじゃないかなと思っています。それから稽古場に貼ったマリア様の絵に向かって、毎日練習している賛美歌にもこうご期待!!

「今まで男役や人間ではない役が多かったので、今回のようないわゆる普通の女の子を演じるのが恥ずかしくて・・・。」と話す本多さん。そんな本多さんが演じる可憐なエミリにご期待下さい!

2010年9月20日

<世界は踊る稽古日記③・9/19>元気の源!

カテゴリー: 『世界は踊る』2010
今日は生憎の渋滞に見回れ開始時刻が遅れて少し残念でしたが、途中の休憩で永井さんがお土産としてお饅頭をくださったので個人的に元気100倍でした!
練習はいよいよ詩を書く場面…!
驚くほど自信がない場面突入です。まあ、この仲間の中には全国レベルの詩人もいますので、期待しているよ、頑張れ(笑)

これからどう進んで行くか不安と期待を抱きながら、今はとりあえず、日常の動作に

奮闘中です。体験創作劇場 『世界は踊る~ちいさな経済のものがたり~』の稽古風景、第2回。

今週10日(金)、11日(土)に本番を控えている劇団静火との掛け持ち参加(!)という大活躍の、松浦大樹さんです。

体験創作劇場 『世界は踊る~ちいさな経済のものがたり~』(10月23日/24日本番)の稽古風景、第3回。

今日は、いつも元気いっぱい、甘いモノで元気倍増!、アヤノさんです。

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今日は生憎の渋滞に見回れ開始時刻が遅れて少し残念でしたが、途中の休憩で永井さんがお土産としてお饅頭をくださったので個人的に元気100倍でした!

練習はいよいよ詩を書く場面…!

驚くほど自信がない場面突入です。まあ、この仲間の中には全国レベルの詩人もいますので、期待しているよ、頑張れ(笑)

これからどう進んで行くか不安と期待を抱きながら、今はとりあえず、日常の動作に奮闘中です。

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2010年9月16日

<『しんしゃく源氏物語』>いよいよ稽古開始です!

カテゴリー: 2010年度の作品

8月末にキャスティング・オーディションを終えた『しんしゃく源氏物語』。
9月にいよいよ稽古が始まりました。今回は、キャストも半分近くが入れ替わります。

現在、SPACでは「SPAC秋のシーズン2010」も始まり、
稽古や仕込み、舞台装置の製作で、どこもかしこも人や物で行き交っています。
そんな喧騒から、そっと抜け出したような、ひっそりとした静謐な小空間、
舞台芸術公園の屋内ホール「楕円堂」にて、稽古は行なわれました。

右近左近

台本の読み合わせから、
稽古といえども、着物を羽織っての立ち居振る舞い。
雅な仕草とコミカルなやりとり。
あっという間にこの現実世界に、
見ているものの頭の中に、
とある新たな世界が築かれます。
SPACレパートリーとして上演を重ねてきた作品の、
深みを感じさせる稽古の始まりです。
出演者やスタッフ、そして演出家、原田一樹氏とともに、
ここ静岡で育ってきた舞台『しんしゃく源氏物語』。
今回もまた、新たな配役で、また更なる趣が生まれることでしょう。
楽しみになってきました!!

原田さん

原作は千年以上も前に成立した長編物語である『源氏物語』。
この『しんしゃく源氏物語』は高校の教師であった榊原政常氏によって、
高校生のために書き綴られた作品です。
千年も前に創作された物語が、今尚題材として扱われ、
人々によって思い巡らされているなんて、なんだか不思議な感じです。

人が自然や物事にふれて感動する、また、何かしら生じる心の動きを知る、
そんな自然でやさしい気持ちを、この『しんしゃく源氏物語』を通して、
もう一度思い返していただければ、と思います。
時とともに、多くのことが変化し、
気づかないうちに忘れてしまった感覚があったとしても、
変わらない部分って、きっとあるはずです。

是非、皆さん『しんしゃく源氏物語』楽しみにしていてください!

詳細はこちらまで

2010年9月15日

<世界は踊る稽古日記②・9/12>「静火」の合間を縫って・・・

カテゴリー: 『世界は踊る』2010

体験創作劇場 『世界は踊る~ちいさな経済のものがたり~』の稽古風景、第2回。

今週10日(金)、11日(土)に本番を控えている劇団静火との掛け持ち参加(!)という大活躍の、松浦大樹さんです。

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どうも、たいきです。

9月12日は「劇団静火」の小屋入りの日でした。
静火の道具チームや演出、「がくらく座」のメンバーまでもが、暑い中作業をしてくださっている中、たいへん心苦しかったのですが、体験創作劇場の練習に参加させていただきました。

体験創作劇場の練習では、まず準備体操をして、今までのおさらいをした後、計算機と鏡工場のシーンの練習をしました。暫定的にですが、私は鏡工場の工員Eの役を割り当てられました。その役のセリフを言った後にはオチがあって、大岡さんのやり方にするととてもおもしろくなるので、そちらに転んでくれないかなぁ~と、少し期待しています。

来月の体験創作劇場「世界は踊る」、そして今週の劇団静火「ヴェニスの商人」
の公演が、みなさんの記憶に残るいい舞台になるよう、全力でがんばります!

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公演サイトはこちら!

『世界は踊る ~ちいさな経済のものがたり~』


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2010年9月14日

<萌目線。vol.51>ロダンと共演してきました。

カテゴリー: 萌目線。

9月13日、静岡県立美術館ロダン館での『ロダンと朗読とピアノの午後』無事終了しました!

ご来場くださいました沢山の皆様、ありがとうございました!

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仲道祐子さんのピアノが響く中、奥野さんの『夢十夜』の語りを聞きながらロダンの彫刻たちを眺めていると、もうロダン館の空間そのものが芸術作品のように感じられるような
本当に「初秋の夢のひととき」になったと思います。

演出の大岡さんが「舞台美術がロダンなんてこんなに豪華なことはもうこの先一生無いだろう」と言っていましたが、
本当にそうです!

迫力ある作品の前に立つと、劇場の舞台に立つときとはまた違う緊張感が体の中に走って、
彫刻の存在感とピアノの音色の中にいると、普段台詞を喋るときとは違うところから声が出てくるような
新しい感覚を覚えました。

私たちにとっても大変貴重な機会でありました。

県立美術館の皆様、ピアニストの仲道祐子さん、本当にありがとうございました!

美術館の館長さんが、「また是非!」とおっしゃってくださったので、次の機会もできたらいいなと思います。

2010年9月9日

<萌目線。vol.50>誌上版も出ました。

カテゴリー: 萌目線。

秋のシーズン2010のシアターファンはもうご覧いただけましたでしょうか?

演出家の皆様のインタビューなど、作品の見どころ盛りだくさんの内容に加えまして、
私、石井萠水が静岡駅前のおすすめスポットをご紹介させていただきました!!

その名も『誌上版萌目線。』

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本当に個人的におすすめのところばかりなのですが、
劇場に行く前や観劇後のお出かけの参考になれば幸いです。
静岡にお住まいの方も遠方から観劇にいらっしゃる方も、
是非ぜひ静岡駅周辺を楽しんでください!!

 

ちなみに先日、空き時間に、『わが町』で共演している保可南さんとキルフェボンに行ってきました。

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俳優のパワーの源のひとつは甘いものです!!

 

芸術の秋に向けて、食欲の秋でしっかりパワーを溜めて、稽古がんばりたいと思います!!

 

<萌目線。>とは・・・
SPAC新人俳優石井萠水の目線で稽古場や舞台裏の様子をお届けしています。

2010年9月8日

<スパカンブログ⑯>たくさんの贈り物

スパカンファン『ユ メ ミ ル チ カ ラ〜REVE DE TAKASE』9月4日、5日SPAC公演、終了いたしました。

たくさんのご来場ありがとうございました!

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<カーテンコールはお客さんも一緒にダンス!>

4日の初演は、リハーサルから本番前の楽屋待機でもまったく緊張した様子をみせなかったスパカンファンメンバーたち。しかし開演直前、舞台袖にはいったとたん一気に緊張が高まったのか、本番はじまると少し力みがみられました。細かいハプニングが続きましたがなんとか本番終了!お母さんやお父さん、そして我々スタッフもメンバーと同じくらい、いやそれ以上に緊張していたかもしれません。。。まさに祈るような想いで見守りました。

二日目は、劇場入りしてすぐに前日の公演の映像を見返しながら、ニヤカムさんと細かい部分のチェックと修正。そして、いざ本番、初日の緊張から解き放たれ、音響、照明、映像、そしてダンスが一体となり、メンバーたちが舞台を楽しんでいる様子が伺えました。

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多くのお客様がスパカンファンの息をのむダンスと、心から楽しむ笑顔、そして想像していなかったような演出、振付、舞台装置に驚き、そして感動されたのではないでしょうか。

スパカンファン『ユ メ ミ ル チ カ ラ〜REVE DE TAKASE』という作品には、とても多くのメッセージがつまっていて、見た方は様々なことを考えさせられるかもしれません。しかし、そこには、ニヤカムさんとスパカンファンメンバーからの実はとてもシンプルな問いかけと贈り物があります。演出・振付のニヤカムさんからは「大人は子どもたちにどんな未来をのこしてあげられるのでしょうか?」という問いかけ。そしてスパカンファンメンバーからは・・・これは劇場でぜひ御覧くださいませ。

さて、5日のSPAC公演最終日は、ニヤカムさんとスパカンファンメンバー最後の日でもありました。

終演後の劇場内に集合したメンバー、スタッフ一同、ユメミルチカラの象徴バオバブの木をバックに記念撮影。その後ふと話がはじまり、いつの間にか子どもたちの目には大粒の涙が。ニヤカムさんと子どもたちとの間の深く固い絆の存在がそこには見えました。

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<お揃いのスパカンファンTシャツで撮影>
SPACメンバーと携わってくれた全ての皆さん、ありがとう。

皆の最後の顔が泣き顔じゃ嫌だから、笑って。

挨拶7自分自身を愛すること、他人を愛すること、そして、お母さんやお父さんたちのことを大切にしてください。

とてもシンプルですが、大切なことをたくさんニヤカムさんから学んだのは、子どもたちだけでなくSPACスタッフも同様です。生きる喜びを伝える作品を創ることを目標に、笑顔で駆け抜けた夏、ニヤカムさんとともに一つの作品を作り上げたスパカンファンメンバーと、私たちスタッフがいちばん、生きることの喜びや幸せを感じたのかもしれません。

たくさんの笑顔と幸せをSPACと静岡にのこして、ニヤカムさんは日本を離れました。

ニヤカムさんからもらった喜びと幸せを、皆さんのもとへ届けに行きます。

・9月12日(日)15時30分開演 磐田市竜洋なぎの木会館
・9月23日(木・祝)15時30分開演 長岡総合会館アクシスかつらぎ

次は県内ツアー公演!!まだまだスパカンファンの熱い夏は続きます!!

お見逃しなく!!!!!!!

<『わが町』のちょっといい話⑪>舘野百代さん(ウェブ夫人役)にちょっと聞いてみました

カテゴリー: 『わが町』2010

本日無事に第一期稽古が終了しました!

稽古後には、ウェブ夫妻が前日から仕込んでくれた料理で打ち上げです。

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夏野菜のラタトゥイユ、ミートボールのバターカレー風味、自家製ピクルス・・・おいしい料理にみんな大満足です。

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皆さん、2週間後に元気な顔で稽古場に戻ってきてくださいね!

 

今回のインタビューは舘野百代さんです!

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Q)どのような想いで、今回のウェブ夫人を演じていますか?

 A)毎回、私自身演じる上で課題をつけています。『わが町』では、”何でもないことが幸せだと思う”を課題にしようと思いました。この話は、人間の他愛もない日常が基本になっています。以前、当たり前に出来ていたことが出来なくなった経験があるんです。何でもない日々がとても幸せなんだ、ということを観ている人が気づいてくれるような芝居がしたいですね。

 Q)今井さんの印象はいかがですか?         

 信頼できますね。というのも今井さん自身が役者であるし、役者の本質というものを良く知っているというのがあります。役者の状態なども細かく見てくれているし、その人を進化させようとしているのがわかります。今の段階では、萎縮しないで伸び伸びと稽古が出来ていて、良い企画に出会えたと思っています。

 Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?

 A)つくばエキスポの時に、2000年の自分に年賀状を出したんですね。2000年の元旦にその年賀状が届いて・・・。そんなこと全く忘れていたのだけど、「きっと2000年の頃のあなたは・・・」なんて今の状況とは全く違うことが書かれていて、何か変な感じがしたんですよね。今の私が過去のどこかに行きたいというのはないですね。行ったとして何になるのかなと。

 「今はつまらなくても、人生捨てたもんじゃない。そのつまらないことが本当はとってもいいことなんだよ、と。観終わった後に、行きと帰りの景色が違うような感覚を観客に与えることが出来れば。」と力強く語ってくれた舘野さんでした!

2010年9月5日

<県民劇団>がくらく座、本番まであと5日!

9月に入りついに本番1週間を切った県民劇団がくらく座は、
本日野外劇場入りしました!
自分達が立つ舞台の広さに緊張している人もいれば、
やる気がさらに出た人など様々です。
楽屋に荷物を置いたらさっそく作業開始。9月といえどまだまだ暑い日は続きますし、舞台上はかなり高温になります。
皆汗だくになりながら舞台装置を運んだり、曇り空になった瞬間を見計らって舞台上で稽古をしました。

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また音響・照明のセッティングも行います。特に照明作業の多くは暗くなってからでないとできないため作業は深夜にまで及びます。
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ここからさらに細かい直しが何度も入ります。
舞台をつくるってやっぱり大変です・・・。
今日から本番まで休みなしで走り続けます!

<『わが町』のちょっといい話⑩>貴島豪さん(ウェブ役)にちょっときいてみました

カテゴリー: 『わが町』2010

稽古20日目です。

9月を迎え、第一期稽古も残すところあとわずか。

 稽古後の讃美歌の練習も、毎日欠かさずに行われています!

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今回のインタビューは貴島豪さんです!

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Q)ご自分の役について紹介して下さい。

A)地元の地方新聞の編集長で、エミリの父親です。家族思いで、特にエミリに関してはダメ親父というか、溺愛しているんじゃないかなぁ。

Q)この作品について一言。

A)普段の何気ない日常があって、気にしなければ通り過ぎてしまう。でもそこにふっと目を向けて感じてみると、ものすごく劇的というか、ドラマというか、「生」があるのではないかと・・・。演じる側にとっては、瞬間瞬間のとらえ方によって色々な遊びができる作品ですね。自分たちの言葉や感覚によって、どんなドラマが生まれるのか・・・。僕ら俳優がライブとして息を吹き込んだ時に、フレキシブルに変わっていく可能性のある作品だと思います。

Q)もし死んでから、生きている頃の世界に戻れるとしたら、いつを選びますか?

A)過去に戻って何かを変えられるのなら良いけど、何も変えられないなら絶対に行かないね。見ているだけしかできないのは悲しいし、耐えられない。
ただ、自分の中で「性」に解放された日!唯一そこだけは見てみたいですね(笑)。精神的に「性」に解放された、覚醒された日がどこにあったのかな?と思って・・・それが知りたいですね。

「『わが町』のような普通の芝居で父親役を演じるのは初めてだし、楽しみな反面、不安も・・・。でも自分の中のどこかに潜んでいるであろう大いなる愛を持ってやるしかない!」と意気込みを語ってくれた貴島さんでした!