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2012年11月4日

<病ブログ8>川上友里さんインタビュー

今回は、出演者の川上友里さんにインタビューしました!
川上さんは、SPAC初参加です。

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Q)SPACの作品に参加してみてどうでしたか?
A)最初はプレッシャーがすごかった…。ホームシックになって、
毎日お母さんに電話してました(笑)。
男の子の役や長いセリフを話すのも初めてだし、
海外の戯曲っていうのもあり、お芝居が馴染まなくて辛かったです。
でも芝居だけに打ち込める、とても贅沢な修行でした。

Q)女優を目指したきっかけを教えて下さい。
A)三谷幸喜さんのTVドラマを観たのがきっかけです。
小劇場の俳優さんがたくさん出ていて、それがとてもカッコよく見えて。
それから映画やドラマをよく見るようになりました。
ただ、映画とかは芸能人がやるもので自分とはかけ離れすぎているように思えて…
私、田舎の人間なので。
それで手が届くのは演劇だと。
演劇なら私のようにどこにでもいるような子でもできるのではないかと。
でも女優になりたいなんて言えなくて、親には専門学校に通うって言って関西に行き、
毎日芝居ばっかり見てましたね。

Q)ノゾエさんの劇団「はえぎわ」に所属されていますが、入団された経緯を教えてください。
A)初めてノゾエさんを見たときの衝撃、とにかく存在感がすごかったです。
作品はよくわからなかったんですけど。
大阪の劇団を辞めて、もう劇団には入らないって思っていたんですけど、
この人だったらついていきたいと思って、はえぎわのオーディションを受けました。
劇団って、その劇団の作品が好きじゃないと入れないと思うんですけど、
ノゾエさんみたいな人にはもう出会えないって。

Q)公演は残すところあと二回ですが、これからこの作品を観に来てくれる方に一言。
A)笑ってほしい!何も考えずに観てもらえたらいいなって。
こんなに直球な作品って最近自分の周りではあまりないので、
面白かった!って素直に笑ってもらいたいですね。

『病は気から』 残すは本日4日(日)15時開演の一般公演と、
5日(日)13時開演の中高生鑑賞事業公演のみです。
中高生鑑賞事業公演も、一般のお客様も観劇できます。
まだご覧になっていない方、最後のチャンスです。