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2012年11月9日

<ロミオとジュリエット>『ラテンな熱血先生、県立大に現わる』

静岡県立大学のとある火曜日、

「ヨーロッパ文化論」

の授業に突如現れた熱血先生。

「20歳でコロンビアからフランスに渡った。
知り合いもいない、文化も知らない土地。
だが、ラテンアメリカからヨーロッパへと、文化を伝達する「旅」によって
自分の中に新しい文化がもたらされた。
そして今、それが日本に繋がったのだと感じる。」

そして、

「文化を知るためにはその環境から一度離れなければならない。
日本を知ることは難しいことだが、同時に自分を豊かにしてくれる。
文化の混合を進めること、それが作品を豊かにする。」
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ある学生さんは、海外で日本を振り返って感じたことと
この言葉の意味が重なったそうです。
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そんなオマール・ポラス先生の世界がこれでもかと滲み出た
『ロミオとジュリエット』は間もなく開幕。

オマール先生は最後、こう締めくくりました。

「今日という日は、皆さんに劇場に来る機会を紹介するための一日です。
皆さんも私たちの“プロジェクト”に参加するため、お客さんとして劇場に来てみてください。」

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『ロミオとジュリエット』 
11月24日(土)、25日(日)
12月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)

★11月25日(日)はスペシャル・トーク!
「オマール・ポラス、演劇を語る ~コロンビアからヨーロッパ、そして静岡へ~」
出演:オマール・ポラス、進行:横山義志(SPAC文芸部)
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