すっかりご無沙汰してしまって申し訳ございません。
ひさしぶりの「よもやまブログ」更新です。
今回は、私、丹治が担当いたします。
現在のSPACの状況はといいますと、
●静岡芸術劇場のリハーサル室で『ドン・キホーテ』の稽古
●舞台芸術公園の稽古場で『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』と
SPAC県民劇団「劇団静岡県史」の『しずおか徳川家康公ものがたり』の稽古
●KAAT神奈川芸術劇場で『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』の仕込み(9/12初日)
●パリ日本文化会館で『室内』公演(9/9初日)
が同時進行で進んでいます。
つまり、いまSPACメンバーは、静岡と神奈川とパリにわかれて活動しているわけです。
今年は11月いっぱいまでグランシップの改修工事で静岡芸術劇場が休館となっているため、
本拠地を飛び出しての公演が多いです。
『ドン・キホーテ』と『走れメロス』が県内各地で公演(9月~11月)を行いますし、
静岡文化芸術大学との初の連携事業である『綾の鼓』公演(10月)もあります。
そんななか我々制作スタッフは、先のプロジェクトの準備も進めていかねばなりません。
私は、年明け1月に上演する新作『グスコーブドリの伝記』の制作担当をしていまして、その準備に追われています。
恥ずかしながら、宮沢賢治のことをあまり知らず、
まずは、資料を探す、読む、調べる、、、
が、さすがは子どもから大人まで幅広い世代に愛される国民的作家だけあって、
いろんな人がいろんなことを言ったり書いたりしていて、
しかもひとりひとりが賢治への愛情で満ち溢れていて、
宮沢賢治おそるべし、、、
↓いま読み漁ってる宮沢賢治(グスコーブドリの伝記)関連書籍。絵本が多いです。。。
そして、新作なので、宮城さんから構想を聞き出す!
今回はじめて宮沢賢治を演出するという宮城さん。
「なぜ、宮沢賢治なのですか?」という問いに、
「日本の国民的作家をひとり挙げよと言われたら、宮沢賢治かなと。
だとしたら、とりあげないわけにはいかない。」と。
そして、本当にいろんなことを語っていただいたのですが、
ごめんなさい、まだ言えないです、、、
今後、いろんなタイミングでいろんな形で発信していける、、、
と思います。。。
ちなみに、脚本は山崎ナオコーラさんです。
今回初めてSPAC作品に関わっていただけるので、個人的にも楽しみです。
というわけで、2015年第一弾のSPAC新作『グスコーブドリの伝記』にご期待ください!