2015年3月14日(土)「SPAC1日演劇学校」を無事、開催いたしました。
静岡芸術劇場の舞台上で講師 大岡淳(SPAC演出家)の指導の下、アシスタント 永井健二(SPAC俳優)・木内琴子(SPAC俳優)も加わり、県内の東部・西部・中部の高校演劇部の学生たちが参加しました。今年の課題はシェイクスピア『ハムレット』の有名な場面、「尼寺へ行け」というハムレットの台詞があるシーン。グループごとに、ハムレット役・オフィーリア役・演出担当に役割分担し、課題に取り組み発表してもらいました。それぞれ個性的な演出!で仕上がっていて、短時間にもかかわらず、参加者同士お互いに勉強しあう姿が印象的でした。
SPAC創作技術部の村松厚志によるバックステージツアーでは、静岡芸術劇場の機構、奈落、衣装室などを見学。およそ7メートルの深さがある奈落には、参加者のみなさんがとくに驚いていました。
最後に1日を振り返ってみんなで意見交換。ゲストとしてSPAC『ハムレット』ハムレット役の武石守正(SPAC俳優)も加わり、参加者からたくさんの質問が寄せられました。
「1日演劇学校」へのたくさんの応募、ご参加ありがとうございました!
皆さん、演出の面白さ、舞台作品へ向き合う際のいつもとちがうアプローチの仕方、等々あたらしいステップアップとして何かをつかめた様子でした。これを機会にまた演劇への興味が深まったら嬉しい限りです。またぜひSPACへ遊びに来て下さい!