3月も残すところわずか、あたたかい季節になってきましたね。
ということは、「ふじのくに⇄せかい演劇祭」まであと1月。
宮城聰演出×SPAC出演の新作『メフィストと呼ばれた男』も、
地道に稽古が進められています。
これから、『メフィストと呼ばれた男』を、ご紹介していきます。
◆2月下旬 稽古初日 顔合わせ
芸術劇場で『ハムレット』の公演が終わった週末の夜、
劇場最上階のリハーサル室に
『メフィストと呼ばれた男』出演俳優とスタッフが
一堂に会しての顔合わせ。
メンバー全員の紹介が終わったら、
早速、空間構成を担当する木津潤平さんから、
今回の舞台空間について説明します。
木津さんといえば、2013年の演劇祭では、
野外劇場に舞台と客席エリアを反転させた空間を
そして昨年はアヴィニョン演劇祭のブルボン石切り場に、
1000の客席を取り囲むリング状の
舞台を出現させたあの木津氏。
でも、今作は普通の劇場の中での公演。
さすがに今回は、普通に劇場を使うのだろう…
と思いきや、ここで驚きの空間プランが!
そして、続いては、宮城が演出プランを発表。
今回はこの驚きの空間で、
1930年代のドイツの公共劇場に生きる人々の姿を、
<リアリズム>で上演してしてみたいと。
宮城演出のSPAC作品でリアリズム?
今年1月の宮城の新作『グスコーブドリの伝記』では、
等身大の人形を使うという新たな挑戦をした俳優たちですが、
ここでまた思わぬ新たな挑戦が待っているとは。
俳優やスタッフからは、次々と質問が…。
宮城聰&SPACの新たな挑戦。
一体、どうなっていくのでしょうか?
どうぞ、お楽しみに。
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SPAC新作『メフィストと呼ばれた男』
4/24(金)・4/25(土)・4/26(日)
静岡芸術劇場
http://spac.or.jp/15_mefisto-for-ever.html
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