はじめまして、
静岡文化芸術大学からSPACにインターンに来ました、
芸術文化学科1年の佐藤と梅原です!
インターンでは主にSPACの方々から1つの舞台を作るにあたって
どんな仕事や準備をするのかということを教えていただいています!
現在SPACでは『舞台は夢』を上演しています。
私達はこちらの舞台作品の制作のお手伝いをしています。
そこで!
今回は私達なりに『舞台は夢』のみどころ紹介をしたいと思います!
では、まずは佐藤から。
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私がこの『舞台は夢』を観て一番感動したのは舞台のセットです。
ほぼ平台と箱馬だけ、というシンプルなセットでありながら
ある時は洞窟、ある時は庭園といった具合に様々な空間へと
変化していく様子に引き込まれました。
凝ったセットが無いぶん、自分の想像した舞台上の背景が
壊されることなく舞台が観られて楽しいなと感じました。
そしてこの舞台上の背景は、登場人物を「動かす」のではなく
「生きている」ように見せられる高い演技力が役者さん達にあるからこそ
はっきり想像できるのだろうな、と感じました。
物語に関して言えば、私は途中まではよくある恋物語かなと思って観ていました。
ですが….最後の最後に
良い意味で裏切られました….!
裏切られてほっと幸せになるなんて思いもしませんでした!
何が起こったかというと….
….それは是非自分の目で確かめてみてください!!!
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次に、梅原。
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この物語では、格式ばったセリフで
波乱万丈な主人公クランドールの人生が描かれるので
なんとなくシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』のような終わりを迎えるのだろうと
予想していました。クライマックスは予想通りの悲劇だと思ったのですが!!!全く違いました。
この作品のオチはいわゆるどんでん返しなのですが、
テレビでも映画館でもなく、劇場で観るからこそ生きるどんでん返しを使ったクライマックスでした。
これが舞台にしかできない表現方法なんだなぁと
制作の仕事のお手伝いをしながらしみじみ考えていました。
劇場ってスゴイ‼︎
結末を知るともう一度観たくなる作品です。
皆さんも観ればきっと最後は自然に顔がほころぶはず。
ぜひ静岡芸術劇場で舞台のチカラを感じてください!
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いかがでしたでしょうか?
観ればきっと皆さんも私達のように感じてくださると思います!
ぜひ『舞台は夢』を観にいらしてください!
それではインターンシップ最終日まで頑張りたいと思います。
佐藤と梅原でした!
SPAC 秋→春のシーズン#1
『舞台は夢』
公演日時:9月23日(水・祝)、26日(日)15:00~
9月27日(日)14:00~
10月10日(土)、11日(日)14:00~
公演会場:静岡芸術劇場