稽古がはじまって、あっという間に2週間がたちました。
先週、芸術総監督の宮城がプロデューサーを務めるAPAF(東京芸術祭 アジア舞台芸術人材育成部門)の国際共同制作ワークショップに参加されている日本を含む7カ国から集まったアーティストの皆さんが稽古見学にいらっしゃいました。
ユディさんが芸術監督を務めるテアトル・ガラシが設立された時のことや、ガラシの表現活動の背景にあるインドネシアの情勢とその変化、またどのようなプロセスで作品を作っているのかなど、映像を交えてお話しくださいました。
紹介のあった映像のなかには「Shizuoka春の芸術祭2010」にて静岡芸術劇場の2階カフェシンデレラで上演された『南十字☆路』(原題:Je.ja.l.an)も。
そして、今週からは通し稽古がはじまりました!途中止めることなく<プロローグからエピローグまで>です。
通し稽古の後には必ず「何か感じたことや、意見はありますか?」というユディさんの一言があり、まだまだ話し合いは続けられています。
さて、今週末は「おやこワークショップ」と「おためし劇場」です!!
この作品の大きな見どころでもあるカラフルで見ているだけで楽しい衣裳。この「おやこワークショップ」では、ピエロのジョジョが少女エリのためにつむぎ出した、作り話に出てくる「明日の国」で、俳優たちが身につけている「王冠(かぶり物)」を作ります。
2013年の初演時に俳優たちがかぶっていたのも実はダンボールで出来ていたのです。
☆おやこワークショップ~じぶんだけの王冠をつくってみよう
11/20(日)10:00~12:00 詳細はこちら
そして、「おためし劇場」。
いつもは劇場でご見学いただいていますが、今回は劇場のもっと奥深いところ、リハーサル室に皆様をご案内し稽古をご覧いただきます!稽古見学というより「稽古に参加している」と錯覚するくらい俳優たちとの距離も近いです。
☆SPACおためし劇場『サーカス物語』
11/20(日)13:00~15:00 詳細はこちら
まだまだ空きがございます、お気軽にご参加ください!
★★★公演情報はこちら★★★★★
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯3
『サーカス物語』
一般公演:12月3日(土)、10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)
演出: ユディ・タジュディン (俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
作: ミヒャエル・エンデ
訳: 矢川澄子 (岩波書店刊『サーカス物語』より)
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
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